加賀友禅の黒留袖のことで質問です。 加賀友禅の黒留袖は同じ柄ってあるのでしょうか?
加賀友禅の黒留袖のことで質問です。 加賀友禅の黒留袖は同じ柄ってあるのでしょうか? 自分が持ってる柄が全国にたくさんあるのでしょうか? 教えてください。
着物、和服・46閲覧
ベストアンサー
手描きの本加賀友禅であれば、ないと思います。 以下、回りくどい補足ですが・・・。 加賀染振興協会が発行する赤い証紙が付いた手描きの本加賀友禅は、ひとりの作家さんが全行程を通して作っているので、同じようなモチーフの多用や人気のある柄の特徴を踏まえたものはあると思いますが、同一のものが全国に沢山・・・は考えられません。 同じ加賀染振興協会が発行する証紙でも紫の加賀友禅の証氏は板場友禅で型染めで数を作れますが小紋などで、黒留袖のような絵羽には用いられないと思います。 本加賀友禅と誰もが認めるのは、赤い証紙のある手描きの境界が認めたもの・・・だと思います。 ただ、加賀友禅の色や技法の特徴を踏まえ、作家さんを中心に職人さんが分業して作っている工房も存在します。 この場合、量は作れます。 こういうスタイルだと、上記の証紙はつきません。 個人で全行程作っているけれど作家さんが協会に所属していない場合、やはり証紙はつきません。 それらは、安易で安価な’加賀友禅風’とは違って、伝統を踏まえたいいものもあるように思いますが、加賀友禅=本加賀友禅とはみなされないと思いますが・・・個人的には証紙がなくてもモノ次第ということはあると思います。 ですが、量産で証紙付きと同格のものを作るのは難しいと思います。
質問者からのお礼コメント
無いですよね。丁寧に説明ありがとうございます。
お礼日時:2020/11/27 15:50