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相続について教えてください。 私は兄との二人兄弟です。 以前、「私の相続分全...

karekusaさん

2009/2/2721:10:05

相続について教えてください。
私は兄との二人兄弟です。
以前、「私の相続分全部を、兄に譲ります。」と誓約書を書きました。
まだ、相続は発生していませんが、親の遺言状とこの誓約書、どちらが優先されますか?

20年程前、両親の共有名義の土地を私名義に譲ってもらいました。
ところが、この時点では母が亡くなっており、兄や私にもこの土地に対する相続権が発生していて、兄の相続放棄の同意がないと、この土地は実際には父が買ったにもかかわらず父ひとりの一存では動かせないことになっていました。
そこで、兄に相続放棄を求めたところ、「父の面倒をみること」「相続分をすべて兄に譲ること」を誓約させられました。

親の財産をあてにするつもりはありませんが、もし、父が亡くなった時、遺言で私に何か相続させようとしていたとしたら、それは放棄しなければならないのでしょうか?

補足丁寧、正確なご説明ありがとうございます。

20年前私が書いた、父からの相続の放棄の誓約書は無効だということでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

編集あり2009/2/2722:23:19

相続の承認や放棄は、相続開始後にするべきものであり、相続開始前にしても無効である(大判S14・6・11)とされています。よって、相続の承認及び放棄の自由を制限する遺言や契約書・誓約書は無効とされます。(大決T6・11・9)

ここで、20年前に父母共有財産を母の死亡後に、相続人の一人であるあなたが単独取得したということについて、当時、母の共有持分に対する兄の相続権のうち、遺留分権が存在しておりその割合は、母の全相続財産に対して1/8となります。

つまり、当時2000万円評価額の不動産を父が1/2、母が1/2の割合で共有していたとして、他に母の相続財産が無かった場合には、兄には「母持分1000万円×1/4(兄の法定相続分)×遺留分(1/2)=125万円相当」の譲り渡し請求権が、あなたに対して存在していたことになります。
遺留分減殺請求権の行使は、相続開始及び減殺すべき贈与や遺贈があったことを知ったときから1年間(消滅時効)、又は相続開始から10年間経過(除斥期間)した時には行使できないとされていますので、既に母死亡後の財産について兄はとやかくいえないということになります。

そして、将来の父の相続に関することについて言えば、同じように兄には遺留分権が1/4(法定相続分1/2×遺留分1/2)ありますので、父が遺言によって全相続財産の内3/4以上をあなたに(次男)に譲るとした場合には、遺留分減殺請求される可能性はありますが、その割合に抵触しない場合には、問題なくあなたが父の財産を遺言により相続できるということになります。

★<補足に対する回答>
その通りです。父親が生きている内に書いた「父の相続を放棄するという誓約書」は、兄がなんと言っても、あなたが実印で書いたとしても一切無効として扱われ、ただの意味のない紙切れに過ぎません。

質問した人からのコメント

2009/2/28 14:47:41

降参 お二方とも、ありがとうございました。
良く判りました。
血のつながった兄弟でもめたくないので、できるだけ穏便にしていきたいとは思っているのですが、知っているのと知らないのでは、心構えが違ってくるので、お尋ねしておいてよかったです。

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

ns2********さん

2009/2/2721:28:22

相続放棄は原則として相続開始から3か月以内にすべきものですので、相続開始前に放棄することはできません。

ですから、遺言が優先されますので放棄する必要はありません。

ただ、土地を両親から譲り受けていますので、その分を考慮して財産を分けてもいいと思います。

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