錯イオンや金属イオンの加水分解についてです。
錯イオンや金属イオンの加水分解についてです。 「加水分解」と聞くと有機のグリコシド結合とかに水がついたりするのが思い浮かびます。 しかし溶融塩電解の工程のアルミナ精錬で例えば、一度水酸化ナトリウムでボーキサイトを溶かして得たテトラヒドロキシドアルミン酸イオンを「加水分解」して、アルミナを得る。 Na[Al(OH)⁴]→Al(OH)³+NaOH と資料に乗ってました。 水関与してなくないですか? これは私が授業で確か聞いただけかもしれませんが クロム酸イオン→ニクロム酸イオンは縮合(酸性) ニクロム酸→クロム酸は加水分解(塩基性) とも習ったきがします。 なんにしろ「加水分解」とはなんでしょう。 有機のようにちゃんと水が化学反応式上で関与してればわかりやすいのですが…。
化学・5閲覧・250
ベストアンサー
アルミニウムイオンは3価の金属陽イオンなので、配位数は実は6なんですね。(配位数は一般に価数の2倍になります)残りの2つは何かと言うと、H_2Oです。 よって、[Al(OH)^4(H_2O)^2]^- + H_2O → [Al(OH)^3(H_2O)^3] + OH^- → Al(OH)^3 + OH^-となります。 クロム酸イオンと二クロム酸イオンについては、 2CrO_4^2- + 2H^+ → Cr_2O_7^2- + H_2O です。
質問者からのお礼コメント
あー、配位子アクアを考慮すると見えてくるってことですか! しばらくテストで見れずすいません‥ありがとうございます!!
お礼日時:1/24 15:29