海水水槽について。
海水水槽について。 水槽60センチ、外部濾過で管理しています。 まだ立ち上げたばかりなので満足していますが、今後ミドリイシなども興味が湧いています。 質問内容は、外部濾過環境でミドリイシは飼育可能かどうかです。 ①飼育の可否。 ②可能な場合の必要な装備や条件。 外部濾過で可能なら、装備を付け足していきたいと考えています。 素人質問で申し訳ないですが、教えてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。 〜現在〜 ・外部濾過 エーハイム2215 ・スキマー 海堂河童大 ・照明 ゼンスイシャイニングブルー Lightning master 24VP ・ポンプ オルカ ミニットストーム2000 ・生体 カクレクマノミ1匹 デバスズメ1匹 ウミキノコ1 スターポリプ1 トサカ1 ハナヅタ1 ヒメシャコガイ1 ※クーラーは、ゼンスイZC200を購入予定です。
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ベストアンサー
ミドリイシ等のSPS類は硝酸塩値をほぼゼロまで低下させる必要がありますので、濾材や添加剤をそして、強力なスキマーを使用し、嫌気濾過と物理濾過を行わせる事により、飼育が可能となります。 まず、栄養塩を極力減らした水で飼育する必要があるので、光量を上げてあげる必要があります。そのため、24wのLEDでは光量が不足すると思います。最低でもその倍、50wの照明が必要です。 硝酸塩値と共に、リン酸塩値の削減も必要です。リン酸塩の数値を0.02ppm以下に抑える必要があり、スキマーの増強が必要です。ウッドストーンによるばっ気式では無く、ポンプによるベンチュリ式の海道達磨やQQ1やQQ3程度の性能の物が必要です。 濾材は通常ろ材では、飼育難易度が上がります。出来ればバイオメディアやシポラックスと言った、自発的な嫌気濾過を行う濾材に入れ替えると、飼育の難易度がぐっと下がります。濾材が勝手に水質を維持してくれるからです。 上記の濾材は、使用後半年で、嫌気濾過を始めますので、低い硝酸塩値が維持しやすいのです。 まとめます。 ①濾材は上記の様な、嫌気濾過を行う物に入れ替える必要が高いです。その様な濾材を添加剤を使いながら半年熟成させ、自発的な嫌気濾過を行わせ、硝酸塩値をほぼ0で安定と言うレベルまで管理しましょう。 ②スキマーの増強を行い、リン酸塩値を抑える添加剤を使用する必要があります。たとえば、NO3PO4-Xや酢酸が入った添加剤です。 上記を実行すれば、2215で、SPS類は問題無く飼育可能です。
質問者からのお礼コメント
質問に丁寧に答えてくださるだけでなく、大切なことを色々教えていただき本当にありがとうございました。 今後、一生懸命勉強して魚やサンゴの負担のない環境を維持したいと思います。
お礼日時:1/18 6:28