結論から言うと、無理と思った方が良いです。 上の例で言うと、ほぼ金属光沢と同じですね。暗く写るのは、スキャナの光源から出た光が、センサーに入らない角度で反射するから暗くなっている。金属光沢自体は色を持っていない。光りを反射することで色を持っているように見える。その反射光がセンサーに入らないから、暗くなってしまう。民生用フラットベッドスキャナーは、ライトとセンサーが同一のバーに載せられていて、そこで光照射と読み取りを繰り返す。光源とセンサーの位置関係は変えられないので、明るくするのは困難です。 下の例だと、角度によって光の反射具合が変わってきらきら光って見えるのでしょう。これも角度固定の光源とセンサーの組み合わせでは、綺麗に撮れません。原理的に無理。 で、スキャン方法を工夫するのはどうか？と考えました。スキャン、光沢などで検索すると、3Dスキャナが引っ掛かりました。どうも、金属光沢をもつものは、3Dスキャンも難しいらしく、表面を曇らせるスプレーなどを使うようです。測定後は洗い流せばよいという考え方ですね。大切なカードではやりたくない方法です。 販社を抑えるスプレーは、白い粉末を含んでいるようです。これを、今回はトレーシングペーパーなどに置き換えたらどうでしょうか？ トレーシングペーパーが光りを乱反射するので、何となく効果ありそうに思う。上手く言ったら是非ご報告を。