ID非公開
ID非公開さん
2021/1/16 11:06
2回答
乳牛の赤ちゃんは、何を飲んで育つんですか?実の母である母牛のおっぱいから直接母乳を飲んで育つんでしょうか?
乳牛の赤ちゃんは、何を飲んで育つんですか?実の母である母牛のおっぱいから直接母乳を飲んで育つんでしょうか? そうすると、乳牛の母牛からは一頭の子牛を育てるには余るほどに(さらに人間が飲む牛乳を出せる位に)大量の牛乳がでるということですか?または、牛乳の搾乳用(人が飲むための)と、子牛を育てるための母牛は分かれているんですか(乳母制度?)?あるいは、人間が飲む牛乳の量を確保するために、子牛は早いうちに口減らしされるんですか(子牛肉になる?)?それから母牛の牛乳の搾乳期間は8ヶ月(一度の出産あたり?)と読んだのですが、それは一頭の子牛が母乳(牛乳)を飲む期間よりも長いですか?
動物 | 農学、バイオテクノロジー・41閲覧
2人が共感しています
ベストアンサー
出産後一週間の牛乳は「初乳(しょにゅう)」といって、そもそも出荷(人用)出来ませんから、子牛に哺乳瓶(4リットル)や乳首のついたバケツで飲ませます。 産まれて二時間以内に飲ませるのが理想なので、親牛に吸い付かせるよりも確実に飲ませるためにも最初は人が飲ませます。 少したてば自分から飲むようになります(≧∇≦)b 今のホルスタインは改良されてとても乳が出ます。 初産でも1日20~30キロ、経産の高能力な牛ならピークで50キロ以上出ます。 出荷検査に合格したあとは、子牛には「代用乳」という牛乳成分や大豆蛋白で作られた粉ミルクを規定量、お湯で溶かして飲ませます。 子牛の哺乳量は一回3~5リットル。 代用乳の方が生乳を飲ませるよりも安いです。 ですから口べらしなんてことはしません。 大事な後継牛(雌)、収入源(雄)ですから( ´ー`) 牛は子牛肉という商品はないと思います。(羊はありますが) なので雄は一週間ほどで肉牛屋さんに売却し、その後はそこで肥育されて最後は牛肉になります 雌子牛は大体、二ヶ月ミルク飲ませた後、離乳します。 それからは草や育成用配合飼料で育てます。 人用、子牛用で母牛がわかれているわけではありません。 子牛への免疫力移行は初乳によって行われるので、母牛の乳は子牛に飲ませるのが理想です。まれにほとんど出ないとか、母牛がお産で死んだりしたときのために余った初乳は冷凍保存しておきます。 親牛の搾乳期間は300日が目安。 産後50~60日位から次のお産に向けた人工授精を開始します。 一度で受胎すればベストですが、なかなか受胎しないとだらだらと搾乳期間が長くなります。だんだん乳量が減っていきます。 我が家では最高700日搾乳した牛(廃用向けで非繁殖)がいました。 最後は日量10キロを切ったのでお肉用に売却しました。
1人がナイス!しています
この返信は削除されました