先ず。植え付け時にまたは根が動き出す事を見越して株の周りに仕込む肥料を寒い時に仕込むから寒肥=それ以外の元肥と言います。地植えでも鉢植えでも表現は同じです。
植替えをしない場合など土の中に入れられないの”置き肥”として処理します。
この肥料与えるタイミングの表現、寒肥、元肥、芽出し肥、お礼肥、花肥、葉肥、根肥など肥料の種類や時期がごちゃごちゃになって沢山施肥していると感じるのではないでしょうか?
一番に考えないといけないのが『年間施肥量』と植物毎に決まっております。
バラの年間施肥規定量は、窒素30gリン酸が90gカリ45gとなります。(少なめで計算してます)1 年に一株に必要な量です。肥料の吸収量などは株の体力でも変わります。 仮に新苗では多過ぎますし、鉢の大苗なら少し少ないかも知れません。 あくまでも必要量の目安です。
これを現状販売されている肥料と単肥を配合して施肥します。現状の販売している肥料ではこの配合に合うのはまずありません。
配合比率1-3-1.5です。市販されている平型の肥料で計算すると
肥料100g中に窒素10%-リン酸10%-カリ10%つまり、100g中に窒素10g、リン酸10gカリ10gですね。
バラの年間施肥規定量は、『窒素30gリン酸が90gカリ45g』となります。総量を300gに増やすと窒素30gになります。その他も30gですね。
窒素は規定量です。リン酸が60g不足。カリが15g不足です。
リン酸は”バットグアノ”などで”カリ分”は硝酸カリなどで補います。
これが一株当たりの「年間施肥量」です。
この300g(ここでの計算上)の肥料を案分しないといけません。
無論、寒肥や元肥が一年間持つとは限りません。土の微生物の分解にも左右されます。あくまでも計算上です。
芽出し肥(リン酸肥)を多めに施肥するタイミングはつるバラなら2月ですし、鉢植えなら3月、9月中旬頃になります。
カリ分(根肥)は6月ごろにベーサルシュートが出るタイミング!”お礼肥”の時が良い事になります。
肥料の吸収量などは株の体力でも変わります。 仮に新苗では多過ぎますし、鉢の大苗なら少し少ないかも知れません。 あくまでも必要量の目安です。。。 私は有機物の分解で肥料を考えているのでかなり少ないと思います。成長の状況や葉の色で液肥などで調整しています。
ちょっと難しくなりましたが・・・"(-""-)"参考までに
わからない点は補足します。