真空管でEL34、6CA7などのピン配置のもので 8番ピン、カソード線が切れ、カソード電圧がかからない場合、どの様な影響がありますか?
真空管でEL34、6CA7などのピン配置のもので 8番ピン、カソード線が切れ、カソード電圧がかからない場合、どの様な影響がありますか? ・ノイズが混じる。 ・音は出ない。 など、教えて頂ければと思います。 よろしくお願いいたします。
ベストアンサー
EL34、6CA7では、8番ピンと1番ピンを外部(真空管ソケット部など)でせつぞくし、1番ピンを接地したり、自己バイアス回路に繫いだりすることがよくあります。その時、8番ピンは1番ピン経由でつながっている為問題ありません。 それまで、8番ピンに配線されていたものが切れた場合ですが、カソード電流が流れなくなります。音が出なくなるんですが、動作中にこのようなことが起きた場合には、それだけではありません。スピーカーからボコッという爆音がでて、スピーカーなどを傷めることがあります。またスピーカーを繋いでいない状態でそれが起きると、出力トランスを電磁誘導で破壊してしまうことがあります。 Mesa Boogie Stereo Simul-Class 290 Power Amp では、設計ミスにより、この現象が高確率で起きます。添付図の緑色のところに、ヒューズが入っています。このヒューズが飛ぶと、ヒューズの両端には高電圧が掛かったりしませんから、極めて鋭く電流が遮断されます。このときプッシュプルの電流のアンバランスが無いという偶然でもない限り、出力トランスには強烈な誘導起電力が発生します。 それを防ぐには、添付図の位置に保護用ダイオードを入れます。図では1N4007となっていますが、それより耐圧が高いものの方が安心です。1N4007を使うなら同じロットのものを2個直列にすれば、良いでしょう。
質問者からのお礼コメント
みなさまありがとうございます。 とても勉強になります。ちょっと難しいですが一つ一つクリアしていきたいと思います。 ベストアンサーハイパワーサウンドさんを選ばせて頂きます。 ありがとうございました。
お礼日時:1/25 0:43