ちょっと前まで、
廃プラ(プラスチックの産業廃棄物、廃プラスチック)は、
中国に結構いい単価で買い取ってもらえてました。(輸出)
なので、日本の産廃業者はこぞって廃プラを収集したものです。
ピーク時は、へたすりゃ買い取り業者までいたくらいです。
ところが諸問題があって、中国への輸出は一切できなくなりました。
そこから、廃プラは日本ではかなり厄介な産業廃棄物になってます。
廃プラの産廃処理費は、うなぎのぼりです。
で、リサイクル可能かどうかってことですが、
10年以上前に環境問題で流行った中部大の武田教授が言ったように、リサイクルで得られるエネルギーよりもリサイクルにかかるエネルギーの方が多いってのは、事実だったんでしょうね。
新しい素材やマテリアルリサイクルもやってますけど、
それはプラスチックの素材ごとにきれいに集められたたやつだけで、
大半は汚い、いろんな種類のプラスチックが混ざったもの。
(ポリエチレンとかポリプロぺレンとかのね。)
今はほとんどは破砕してチップにして固形化して、発電所や焼却炉の燃料にしてます。