減価償却は、使用することによって価値がなくなっていく有形固定資産に必要になります。建物や機械といった形のあり、使っていって価値が減っていくものです。土地は形がありますが、使っても土地自体に価値は減少しません。(土地は周りの環境、開発が進んだりで価値が上がったり、過疎化が進んで価値が下がったりしますが、使用とは関係ないです)
>どうしてこのようなやり方が必要なのでしょうか
他の回答にもありますが、費用の配分を分配するためです。数年・数十年以わたって使用することによって利益に貢献しているので、費用もそれに応じて分配するのが適当だという考えからです。
取得した時に費用として計上すると、その会計年度に多額の赤字になることが想定されます。株価にも影響しますし、借り入れをしている銀行からの貸しはがしにつながることも想定されます。