どうして、同じケロシンの石油とジェット燃料では、燃え方が違うのでしょうか?
どうして、同じケロシンの石油とジェット燃料では、燃え方が違うのでしょうか? 石油ストーブや紙に灯油染み込ませて点火しても、ぼんやりとしか燃えないのに、飛行機の墜落時は、爆発するように燃えます。 何故、でしょうか?
ベストアンサー
灯油は引火点が40℃と比較的高い燃料です。 この温度以上にならないと燃えません。 点火用の芯に含ませて火を付け温度を上げないと燃える事が出来ません。 また、灯油に直接火を近づけても燃えませんが、霧吹きで 吹き付けてみると激しく燃えます。 小さなツブにして空気中に広げると、その粒が燃え上がります。 小さなツブにすると、空気中の酸素とふれやすくなるため よく燃えます。 飛行機が墜落して燃料タンク内の灯油が飛び散って噴霧状になると 空気中の酸素と混ざりあって激しく燃え上がります。 ジェットエンジンも、圧縮された高温の空気の中に燃料ポンプで 加圧されたケロシンを噴霧状にして送り込みますので爆発的に 燃焼してジェット噴射になります。
質問者からのお礼コメント
なるほど。 そうだったのですね。 ありがとうございました。
お礼日時:1/24 10:48