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結論から言うと、無くても別に音楽史にはそんなに影響していません そもそもの「カノン」の意味をご存知ですか? カノンというのは、あのコード進行のことを指すのでは無く、輪唱のことを指します。カエルの歌の かーえーるーのーうーたーがー の後に同じフレーズを重ねていく、それです では近年カノンロックだとかカノン進行だとか騒がれているそれはなんなのかというと、大逆循環という、人間がなぜか気持ちよく聞こえてしまうコード進行です。これについてはここで自分が説明するより誰かのサイトを見た方がわかりやすいと思います。何もパッヘルベルがこの進行を初めて作ったわけでは無く、他のバロック時代の曲にもたくさん大逆循環が使われています。 また、パッヘルベルはいわばぽっと出の一発屋です。バッハやその他の偉大なバロック作曲家のように当時からたくさんの曲を愛され続けて今に至るわけでは無く、1912年に突然楽譜が見つかり、たまたま様々なジャンルでカバーされ、たまたまお風呂が沸いた時のメロディーになり、、etc だからそこまで近代音楽シーンにとっては重要ではないです。 カノンロックとしてカバーされているのは、メタルなどのジャンルで練習になるからじゃないですかねぇ?
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質問者からのお礼コメント
「たまたま様々なジャンルでカバーされ、たまたまお風呂が沸いた時のメロディーになり、、etc」ということは、結構重要なんじゃ・・・w カノンを使ったクーリオからアッシュのグレイトフルデイズに繋がったり、洋楽邦楽共に連鎖してかなりの数の大ヒット曲が無くなる気がしました。 とても勉強になりました。 ありがとうございました。
お礼日時:1/25 8:16