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二酸化炭素を減らすと、植物に良くない。 現在のCO2濃度400ppmから産業革命前の280ppmに減らしたら、光合成速度が低下して作物の収量は30%減収し、途上国の栄養不足は深刻になります。 また、植物の成長が悪くなり、森林面積が減少して砂漠化が進みます。 衛星観測によると、これまでのCO2濃度の上昇で、植物の生育が旺盛になり、世界的に緑化が進んでいます。 CO2濃度が50%増えて600ppmになると、収量は穀物で15%、大部分を占めるC3作物で40%、トウモロコシなどのC4作物で8%増えます。 オランダと日本のトマトの大規模温室では、CO2濃度を800~1000ppmに高めることにより、収量を2倍にしています。 我が家の居間の南側の出窓では花の苗や鉢植えがすくすくと良く育ちます。これは人の呼吸によって室内のCO2濃度が800ppm前後になっているためです。 http://occco.nies.go.jp/101112ws/pdf/Koike101112.pdf 緑が濃くなりつつある地球 北大 小池孝良 http://nikkan-spa.jp/987957 CO2濃度上昇で世界的に緑化が進行 深井有 日刊SPA http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/201401/278010.html アジア域で検出された過去30年間における陸域植生の光合成量の変動傾向
質問者からのお礼コメント
ありがとうございました。
お礼日時:1/25 19:34