火星に探査機が着陸しました。パラシュートで減速していました。 今後ヘリコプター(ドローンみたいな感じ)を飛ばして探索するそうです。
火星に探査機が着陸しました。パラシュートで減速していました。 今後ヘリコプター(ドローンみたいな感じ)を飛ばして探索するそうです。 火星は、重力が地球の40%とはいえ、空気(大気圧)は地球の130分の1です。 つまりほぼ空気がありません。それでパラシュートで減速 空気(大気圧)は地球の130分の1でも、パラシュートは有効でしょうか? ヘリコプターは飛ぶでしょうか? ちなみに、地球でのヘリの最高高度は12000mくらいだそうです。 大気は地表の1/4です。それでも火星の30倍以上あります、ですがそれ以上ヘリは高度をあげることができません。空気が薄いので。 わたしの質問からある疑惑を抱きませんか?
できれば、定量的な回答をお願いしたいです。『理論的』に大気圧1/130で、パラシュートはどの程度減速効果があるのか?ヘリは浮くことができるのか?
ベストアンサー
空気抵抗は大雑把に空気圧に比例すると考えられます。 空気抵抗と重力が釣り合って一定の速度になる場合を考えてみましょう。(つまり終端速度) この場合、同じ条件で地球と火星でパラシュートを開くと ・空気抵抗は1/130倍 ・重力は0.4倍 なので、終端速度は130×0.4=52倍に増えてしまいます。 これをできるだけ防ごうと思えば簡単な方法として、 ・荷物を軽くする ・パラシュートを大きくする の二つがあります。例えばパラシュートを10倍の大きさにして、大雑把に空気抵抗が10倍に増えたとしたら、終端速度は5.2倍にまで抑えられます。 これはあくまでも非常に大雑把な計算ですが、パラシュートが全く役に立たないようなほどに絶望的な条件でないことはわかると思います。 https://www.isas.jaxa.jp/j/researchers/symp/2012/image/1016_balloon_proc/isas12-sbs-004.pdf 気になるのであれば上の文献を読んでみれば良いと思います。(終端速度9.5m/sまで減速するとあります) 地球の高度1万mでは気圧は1/4くらいに小さくなります。火星はここから更に30倍程度気圧が低いわけですね。 https://viva-drone.com/nasa-mars-drone/ この記事に書いてあるように、通常の何倍も大きいプロペラを通常より10倍程度の回転数で回せば、30倍程度の風力の低下であれば現実的に飛行可能です。
ご回答ありがとうございます。 初めてちゃんとした回答がいただけてうれしいです。 まず、パラシュートですが、パーサヴィアランスは1トンくらいあります。CGを見る限り特別大きなパラシュートではないため疑問は解けてません。 なぜ高度1万mを基準に置いているのでしょうか?普通のヘリは1万mまでいけません、空気が薄いので。普通のヘリなら大気圧1/4でも深刻な影響があります。10倍速で回せば30~40倍の浮力が得られるのでしょうか・・・ ご回答に沿えない返信ですみません。
質問者からのお礼コメント
一番定量的なご回答をいただけたのでBAさせていただきました。 ですが、わたしの疑惑は晴れてません(すみません)。
お礼日時:2/24 14:48