かなり古い研究で赤い車の事故率が高かったことから脳波実験で赤い色には脳を刺激する効果があるということが分かりました。統計的に赤い車はスピード違反が多く同じドライバでも落ち着いた色の車に乗ると安全運転になるという追試もあったような記憶があります。確か60年代、私が子供の頃の話です。
「赤い車をマイカーにしてる人は、変人や短気で気性が激しい人が多い」というのは『刺激を求める人は赤い色をより好む』という傾向を言い換えたのかも知れません。学生の記憶を増強するつもり、授業を面白おかしくするために余計な尾ひれ葉ひれを加えてしまう先生は昔からいます。変人、短気、気性が激しいというのは客観性に欠ける誇張表現に聞こえます。特に「変人」は関連が見いだせません。
そういう占い的、面白おかしく表現すると出版業界ウケするので好んで使う心理学の先生もいます。
今も早⚪田大学にいるかわかりませんが、何冊かあるの著書のうちの数冊を読んでみて呆れた人がいます。職業は心理学の先生かも知れませんが論理の飛躍ばかりで学者とは思いませんでした。海外の有名な著書を真似て安っぽく改悪しただけの著書があり腹が立ちましたが巻末には出版社に頼まれて書いたとあり納得しました。心理学の先生はピンキリです。