おそらく、敬遠した監督は、
相手を研究分析したのでしょう。
夏の甲子園のデータからすれば、
6回終了時、3点差があれば9割以上勝てる。
ただ、多くの監督は5点差を、ひとつの安全圏と見ている。
3点差だと、10試合に1試合は負けるので、
予選から甲子園の決勝まで11~13試合とすれば、
多いと、2試合で逆転敗退する可能性がある。
私が以前分析した大阪桐蔭、
渡辺監督時代の横浜高は、
9回裏2アウト時に、5点差があれば勝てる。
という結論が出た。
つまり、全国レベルの強豪が相手の場合、
あと、アウト1つの時点で、最低5点差が必要。
研究した者から見れば、4点差敬遠は見事な作戦。