モノラル録音からステレオに以降したのって何年代くらいなのでしょうか?
モノラル録音からステレオに以降したのって何年代くらいなのでしょうか? 1950年代のクラシック(モノラル風に聞こえる)を聞きながらふと疑問に思いました。
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ベストアンサー
私が知っている1番古いステレオ録音は1944年のカラヤン指揮プロイセン国立歌劇場管弦楽団でブルックナー交響曲第8番ハ短調から第4楽章です。 独コッホからディスク出てます。 これはどうやら実験的なものだったと思います。 ステレオ録音ってドイツが早かったのかなと思います。 トスカニーニには1954年のチャイコフスキー「悲愴」やラストコンサートのステレオ録音が残っています。 1954年あたりからステレオ録音がぽつぽつ出てきてます。 1950年代終わりからはステレオ録音増えてきて、60年代以降はほとんどがステレオ録音になってきます。 ですが、初期のステレオって不安定というか不自然さもありますね。 (これはデジタル録音も初期のものは不自然さがあるのと同じです。) 54年の録音だとモノラル録音の方が技術的に熟成されてるからなのかモノラルでも当時のステレオ録音よりも自然でクリアな録音があります。 54年という年が微妙でこの年にフルトヴェングラーが亡くなってますから、フルトヴェングラーのステレオ録音がどこかにあるんじゃないかとずっと言われてますが真相は謎のままです。 旧ソ連でムラヴィンスキーの録音なんかですと条件が整わなかったのか、70年代でもモノラル録音あります。
質問者からのお礼コメント
回答ありがとうございました。 皆さんとても詳しく回答してくださって勉強になりました。 モノラルでも終わり頃になると録音状態がいいとは言われてみると納得です。 カラヤン指揮ブルックナーはわりと新しいものしか聞いたことがないので聞いてみたいと思います^^
お礼日時:3/4 14:33