鹿島槍で霧の中滑っていると林道に激突。ひざでアゴにアッパーを喰らい星がチラチラ脳に血の匂いを嗅いだ。すぐに起きて滑り出すと喉に何か詰まっていて吐き出すと歯だった。自分は打たれ強いと思った。 妙高の山を滑っていると止まった感じで動いている。変だと思ったら雪崩で転び流された。止まった瞬間に圧力を受け腰から下がコンクリートで固められたようになった。これが圧死の原因かと思った。 五竜でコースアウトして宙を飛び立ち木に衝突。息が止まって呼吸が出来ず焦った。ショックを受けると暫く肺が硬直する防御機能が備わってると思った。肋骨骨折。 白馬乗鞍で10mエア台飛び越し地面に衝突、脚守ろうとストック突いて腕関節骨折。膝アッパーを喰らわないように僅差で後方に倒れ完璧に危機回避した着地だと思ったのに骨折でガッカリした。 火打でコースアウト谷底まで滑落。頸骨骨折。骨折の瞬間が分からなかったが不思議だった。 スキーでの失敗はこのくらいで、前転3回転みたいな転び方やバウンドして暫く起きれないみたいな事は何度もあってもう忘れた。 日本で一番転んだかも知れないと思う程転んで来た。