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排煙口、排煙窓の説明が消防訓練でありました。

災害 | 住宅24閲覧

回答(3件)

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避難するような火事はすでに燃え広がっているということになりますので、まずは避難しやすいようにするのがよいです。消防署の指示はそのような狙いです。

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現役の消防官です。 排煙するには2つ理由があります。 まずは、煙や有毒ガス(一酸化炭素、シアン化水素など)排出して、建物内で死ぬことを防ぎます。さらに、新鮮な空気が入ります。 次に煙を排出すれば視界が広がります。避難が容易になるのです。 >火災が拡大するのではないか? 心配、ごもっともです。 しかし、排煙せずに煙が充満すれば、みんな死んじゃいます。 どの程度の建物で、どんな構造か分かりませんが、そう簡単に火災は広がりません。 というのは、職場などでは、建物がいくつかの部屋に分かれています。部屋同士は大抵、耐火構造の壁(コンクリートや石膏ボードなど)で出来ていますから、その部屋から隣の部屋に燃え移るには時間がかかります。避難しなければならない状況なら、出火室のドアを閉めれば、かなり時間が稼げます。 万が一、出火室の前を通らないと避難できなくても、違う部屋に逃げたり、窓の外にバルコニーなどがあれば、消防車が到着するまでは乗り切れるでしょう。 そして、一番厳しい話ですが火災が急速に拡大して「排煙窓を開けずに煙が充満、全員死ぬか?それとも一部の人が避難できなくなっても、排煙窓を開けてその他大勢を助けるか?」という状況になれば後者を選ぶでしょう。 それと、排煙は窓を開ける「自然排煙」と排煙機(換気扇)を回すものとがあります。 どちらかしか設置されていない建物なら、自然排煙の方が効果的です。排煙機は他に窓などが開いていなければ排煙できないんです。 両方あれば両方使うのがベストです。 防火などの設備は、種類はそんなに多くありません。しかし、火災の形態というのは無限にあります。廊下の突き当たりの部屋から出火するか?廊下の一番手前、階段に近い部屋から出火するか? 3階建ての3階から出火するか?1階から出火するかでも違ってきます。 ですから「あんな時はどうする?こんな時はどうする?」ということは常に考えないといけません。 たまに消防訓練に立ち会って、後から講評することがあります。 そうすると、どんな事業所にも訓練の想定とは違う想定を出してきて「こんな時はどうするんだ?」と嫌らしく聞いてくる人がいます。その人は「俺の質問に消防が答えられなかった」という状況に追い込んで「なんだ、結局消防は何も知らないんだ」と言いたいんですよね。 けど、先にも書きましたが、火災の形態は無限にあります。私たちは先輩から教わるのは「同じ火災は二度とない。それらに如何に対応するかが腕の見せ所だ」ということです。 そして消防訓練はいろんな形態の火災に対応するための基礎の訓練でしかありません。 それ以外の訓練を想定するなら、自分たちでシミュレーションしなからばならないんです。 ということで ・排煙は避難誘導のためには必須 ・機械排煙の操作ボタンなどが分からなければ、排煙窓を開けるだけでも排煙効果はある。 ・火災が起これば、命を守ることが最優先 です。 これからも訓練をしっかり行い、万が一に備えられるようにしてくださいね。

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