日本海軍にはなぜフリゲート艦がなかったというか日本語訳をしなかったのですか?

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日本海軍にフリゲート艦がなかったのは、日本海軍があった時代がフリゲート艦が流行らなかった時代と重なるからです。 日本語訳をしなかったのは、決める必要がなかったからです。 19世紀以前のフリゲートは現代の巡洋艦、20世紀のフリゲートは駆逐艦の小型版ですが、将来はさらに変わるかもしれません。 日本海軍が発足した明治5年(AD 1872)ころは、1859年に出現したアイアンクラッド(装甲艦)の優位が明らかになり、帆船時代から続いたシップオブザライン(戦列艦、最大級の軍艦)やフリゲート等旧来の艦級区分がゆらぎ消えようとしている時代でした。 発足当時の日本海軍の戦闘艦は総勢14隻、1,000トンに達しない小型艦が主力で戦列艦はおろかフリゲートもなく、海軍が拡大を始めるころにはフリゲートという言葉は旧式艦と同義になって使われなくなってしまいました。 次にフリゲートという言葉が新たな意味を伴って使われ始めるのは第二次世界大戦下の1942年イギリスにおいてのことでしたが、当時のイギリスは日本と敵対していて船団護衛に徹した(当時)フリゲートの概念を把握できず、それを導入することがないまま日本海軍は消滅したので、ついにフリゲートを運用することはありませんでした。 日本語訳がなかったのは、日本海軍がフリゲートを運用しなかったので、日本語訳を正式に決める必要がなかったからです。 しかし戦前はあらゆる物事を和製漢語に翻訳する努力をし続けた日本がフリゲートの翻訳を試みなかったはずはありません。 フリゲートの翻訳として現在の中華人民共和国や台湾が使用する「護衛艦」や「巡防艦」は、日本語訳の候補でもあったと思われますが、戦後の日本は外国語を意訳する努力を放棄して「フリゲート艦」というちょっと変な言葉で満足しているようです。 19世紀末頃のフリゲートは3,000〜6,000トン程度、戦列艦に次ぐ大型艦で、1万トンを超える軍艦がほぼ存在しない当時の感覚を現代に置き換えると巡洋艦に相当する艦種でした。 第二次大戦期に復活したフリゲートは1,000トン前後で、護衛駆逐艦と道義でしたが次第に駆逐艦に次ぐサイズの艦として浸透し、現在の日本ではフリゲートはフリゲート艦としか言いようがない状態です。 しかし、もともと巡洋艦並みの扱いだったフリゲートが現在、巡洋艦の下の駆逐艦のさらに下ということに違和感を感じる伝統国も多いようで最近は、駆逐艦並みの大きさの艦をフリゲート(各国語)と呼ぶ国がヨーロッパで増えているようです。 艦隊行動を重視する高速の艦を駆逐艦、単独の派遣任務などを重視して速度よりも作戦期間を重視する艦をフリゲートとして区別することもあるようです。 バーデン・ヴュルテンベルク級フリゲート(独、7,316t)、フォルバン級駆逐艦(仏、フランス国内ではフリゲート、7,050t)、カルロ・ベルガミーニ級フリゲート(伊、5,950t)など

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フリゲートもコルベットも近代海軍では定義が曖昧で基準も各国でバラバラだったので適当な語がなかったのかもしれません。 日本海軍では駆逐艦以下の小艦艇には海防艦や水雷艇、駆潜艇といったものがあり、これらがフリゲートやコルベットにあたるかもしれません。

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日本が和訳しなかった艦種っていっぱいあるんですよ フリゲートのほかにも、コルベット、スループ、ディスパッチ等々 和訳が行われたのは多数導入した艦種だけですね >駆逐艦や巡洋艦ではどのあたりがフリゲート艦に相当するのですか? これらの艦種分類は、一般には主任務によって区分されています。そしてそもそも任務が違う別の艦種なので、本来は駆逐艦にも巡洋艦にも含まれません。「カレーはおそばとうどんのどちらに相当しますか」と言われても「カレーはカレーだよ」としか言えませんよね 現代では駆逐艦がそれらの任務を兼任するケースが多いです。外洋作戦に問題ないサイズで、もっとも小型の分類ですから

艦の大小は艦種分類にとって重要ではありません 元来の任務で言えば 駆逐艦:水雷艇の駆逐のための艦艇 巡洋艦:長航続をもって本国と植民地間の航路や遠隔領土を防衛 コルベット:もともとは高速帆船の分類。転じて他の艦種よりも高速高機動を活かした任務全般(護衛、通報、偵察など)を担当 任務によって要求される性能が重複したり、想定する敵が時代や技術によって変化していった結果この境界はあいまいではありますが 特に巡洋艦や戦艦、空母などは過去の軍縮条約で保有制限をする際に、基準をある程度定めた過去があるため区分が比較的明確になりやすいのですが、いずれの区分にも含まれなかった補助艦艇は現代でも国ごとに分類基準が定まっていません。本国では駆逐艦に相当するタイプが輸出先の区分ではフリゲートとかいう例もあります

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乙型駆逐艦は排水量3000t近くある大型駆逐艦なんですが…… まあ強いて言えばフリゲート、コルベットは任務的には海防艦相当ですね。

そうそう、大きさによって任務が変わるのではなく要求された任務に必要な機能を盛り込んていったらその大きさになったというだけですね 駆逐艦は水雷艇を追い回すために水雷艇並の速力が必要で、しかしながらそれよりは多少重武装であるために水雷艇よりは大きくなります。 巡洋艦は外洋航海に耐えられるのにある程度大きくなければいけないが大きい船は建造にも維持にもコストがかかるので主力艦ほど大きくなく、主力艦はとにかく敵と殴り合うために大型化せざるを得なかったというぐあいにです。