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2021/6/10 12:59

1717回答

原子力発電所はなぜ100%安全な設備を作れないのでしょうか

2人が共感しています

回答(17件)

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2021/6/17 11:55

安全というのは、「リスク」がないことを指す状態だと仮定義して回答します。 結論から言うと、人は電球1個ですら、100%安全な製品を作れません。 製品の安全設計の現場では、「ハザード」と「リスク」という言葉があります。ハザードとは潜在的に危険の原因となる危険源のこと。リスクとは、被害が生じる危険な状態の発生する度合いのことです。 よくある例で言えば、鋭利な牙や爪を持つライオンは人にとってハザードといえますが、ライオンそのものをリスクとは言いません。人がライオンに近づく状態を予見することで、はじめてライオンはリスクとなりうるのです。 企業、メーカーは製品化にあたり、「製品の意図する使用方法」、及び「予見可能な誤使用、トラブル」を洗いだし、そこからハザードを特定して、リスクを算出。そしてそれに対する対策を講じるのです。 これはどの企業でもやっていることですが、着目すべきは「予見可能」な事象にしか人は対策を講じることが出来ないということです。東日本の時のような100年に1度の大災害について、我々は知ることが出来たため、その規模の災害についての対策は可能でしょう。 しかし、いつか起きるかもしれない1000年に1度の災害については、我々は予見して対策を行うことはできないのです。 核燃料がハザードである限り、100%安全な核施設を作ることは不可能なのです。

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単純な事で、人が作った以上、人が壊す術が必ずあると言う事です。

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もうほとんどの回答者が言っているように、原発に限らず、全ての設備で100%安全なものは作れません。 安全の意味は、既にyakさんが説明しているように、リスクの大きさで決まります。原発は、限りなく100%に近い安全性を持っているのです。 安全確保は、科学、技術で成し得ることであり、だから、高層ビルもスカイツリーも建てられるし、リニアモータカーも現実的になっているのです。 一方、安心は、人それぞれの受け止め方ですから、安全とはまったく違います。安全であることは科学で証明できますが、安心は証明できないのです。 『「安全」とは、「安心」同様に、物理的現実を表す言葉ではなく、単なる人間心理の表現に過ぎない』などという人もいますが、これは科学も安全もまったく分かっていない証拠です。

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すべての建造物であろうが人工物であろうが自然物であろうが安全だとただ一言で片づけられるものはこの世、この宇宙には存在しない。あるのは「危険」の大きさだけだ。 「安全」とは、「安心」同様に、物理的現実を表す言葉ではなく、単なる人間心理の表現に過ぎない。

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作る気がないからでしょう。 フェールセーフ思想に基づけば、100%に近い安全性は確保できるはずです。福島第一原発事故で分かったように、原発は核燃料を水没させてさえいればほぼ安全性を確保できます。 これを実現するには、電源喪失等の場合に、核燃料を自動的に水没させればよいわけです。具体的には、海面下あるいは湖面下に配置し、電力を失った時には水門が自動的に開いて水没するようにします。場合によっては、海底に設置するするのでもよい。海底設置であれば、核攻撃や破局噴火にも耐える(破壊されても自動注水されるという意味で)でしょう。