高橋克彦先生の浮世絵ミステリ小説『写楽殺人事件』。 小説自体は面白かったのですが、作中の東洲斎写楽の正体に関する説は成り立たないのですか? どこか間違いやおかしな点はあるのでしょうか?

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

みなさま、御回答ありがとうございます。やはり、フィクションの中でしか通用しない説なのですね。

お礼日時:7/23 23:51

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『写楽殺人事件』の説の根拠は贋作犯の捏造だったと発覚しましたので、作中でさえ成り立っていません。 ついでに秋田蘭画と写楽を結びつける説は高橋克彦氏のオリジナルではございません。 初めに唱えたのは戦前の井上和雄氏あたりでしょうか? 近年では野口卓氏が、写楽の正体を元阿波藩主の蜂須賀重喜公とする説で小説を書いていらっしゃいます。 これらの説は戯作者の朋誠堂喜三二が秋田藩の重臣だったということと、蜂須賀重喜公が秋田藩から阿波藩に養子に入ったということを結びつけて解釈したものですが、状況証拠だけで秋田藩と写楽を直接結びつける根拠が見つかっていないため、いくら説得力はあっても想像ということにしかならないのです。 まあ、成り立たないというより、肯定も否定もできない解釈の一つどまりというわけですね。 秋田蘭画説は別にして、『写楽殺人事件』自体がすでに四十年近くも昔の小説なので、当時は定説として通用していたものでも、現在では研究が進んで認識が変わってしまった話題が多いので御注意ください。 一例を挙げるなら、『写楽殺人事件』は1910年のユリウス・クルトの著作までは写楽は無名の絵師で、日本でもまったく知られていなかったということが前提になっていますが、現在ではクルトの前から日本国内でも画集が出版されていたことが明らかになっています。写楽の需要があったのです。 あの小説のストーリーはもう成り立たなくなっているのです。 写楽名画揃 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/850709

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私も読みました。 面白かったですよ。 しかし、その物語は、写楽は、誰だったと言うことの証拠を捏造した事件です。 写楽が誰だっかは、関係ないですよ。 すべて、たくらみであり、水泡に帰したのです。 小説の中で書かれていることなので、その説は成り立たないとかは、関係ありません。

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