ID非公開

2021/7/20 8:38

66回答

作品と作者を同一視することは正しいのでしょうか?

美術、芸術31閲覧

ベストアンサー

0

その他の回答(5件)

0

作家がどういうつもりなのかによる。作品と作者がセットになってる場合もあれば、セパレートしてる場合もある。 ゴッホは彼の人生も込みで興味を持つ人が多いし、バンクシーも覆面作家であることに強い意味がある。 クラシックは作品と作曲家に強い結びつきがあり、演奏者の結びつきは薄い。でもフジコヘミングがリストの作品を演奏する時は意味が生まれる。 作品と作者が完全に分離してるのは工芸品くらいじゃないかね。

0

絵画や音楽と言っても、それぞれピンキリです。 芸術と言える絵画や音楽がある一方で、ゴミ同然の作品もあります。 芸術は作品には必ず作者の精神が込められています。 しかしこの当たり前の考えは今では通用しなくなりつつあります。 先日、非常に芸術的だと思われる音楽を聞きましたがAIで作ったものでした。 又、最近では残忍な事をした人間の作曲した音楽が、危うくオリンピックの開会式で使用されるところだったと言う事件が起こりました。 多くの国民がこの人の過去の残忍な行為を非難し、海外の主要メディアでも話題になり、オリンピックのコンセプトである多様性に反するものとして取り上げていました。作曲者は辞退しましたが、一方では「正義を振りかざした、作曲者に対するいじめだ」と言う人もいます。 この作曲者は優秀な曲を作っているからこそ、オリンピックという一大イベントの開会式の曲を作曲する名誉と栄誉を与えられたと想います。「曲は素晴らしいのだから作曲者がどういう人物であろうと良いじゃなか」と言う考えもあるでしょう。 ただし、綺麗事で済まない場合もあります。 反省し、罪を償ったからといってその人間性が変わるとは限らず、もしかすると、この人の残忍さは25年前と変わらず、残忍な思いを懐きながら作曲したかもしれません。 この人の曲を聞くのは人間ですし、受け取る側が、一度、この人の残忍な行為を知ってしまったら、普通の意識でこの曲を聞くことは出来ないでしょう。 この人を支援する一部の人達だけで「素晴らしい曲だ」と感心していれば良いと思います。 絵画についても同じです。上記の通り、「ゴミ同然の絵画もある」と書きましたが、それはそれを受け取って見ている私の思いであって、それを描いた人にとっては芸術的な素晴らしい絵でしょう。 ゴミ同然と評価されたくないなら部屋にでも飾って自分一人で感心していれば良いでしょう。 絵画も曲も、その素晴らしさを決めるのは機械ではなく人間です。受け止める人間がどのように判断するのかが決め手でしょう。残忍な事をした人間の作品を、作者と切り離して評価する事は人間には出来ません。

上記は永遠不滅の原理を書いたものではありません。 カラバッジョの時代の出来事と27年前の出来事では、それを受け取る人の考えは異なるでしょう。それを同一視するのはおかしな話です。 27年前だと、生なましい出来事です。 カラバッジョの時代だととっくに枯れはてた出来事です。

1

これは実に面白い問題です。 だからこそ面白いと言えるかも知れません。 国立新美術館が出来る前、美術団体展は都美館で行っていました。 都美館のモギリのお姉さんはどの展覧会でも固定されていて、いつも親しくさせて貰ってました。 自分のところではない美術団体展に行った時、そのお姉さんが○○先生は体調が悪いのかしら?というので、なぜ?って訊くと、今年の作品はいつもよりも元気が感じられない・・・と。 その○○先生はテレビにもよく出られている画家で、そのモギリのお姉さんは何十年も毎年、その先生の作品を見ているわけです。 実際に体調が悪かったのかどうかはわかりませんし、今でもお元気で活躍されていますが、なるほど、作品からそういう事を心配するひともいるんだなぁと感心した出来事でした。 知人にミステリ作家がいます。 彼女は賞金一千万円の文学賞を獲ってプロになったわけですが、その賞を獲る前からの知り合いでした。 プロになって困ったのは・・・作品はあくまでもフィクションであって創造物であるのに、まるで作者本人が犯罪気質みたいに思われるという事らしいです。 もちろん人なんて一度も殺した事がないのに、毎回必ず殺さないとダメですし、しかもそれが実際に経験したかのようにリアルに表現しなくてはダメなわけです。 ミステリ作家は作品と作者を同一視されやすい職業で、1番困る職業かもしれません。 SM雑誌にイラストを描いている女友達がいました。 彼女は専門学校の先生もしていますし、外見は驚くほどの美人なのですが、正確はざっくばらんで誰に対してもフレンドリーでそういうイラストとは真逆のひとに見えます。 自分も画家で、たぶん自分の作品と自分自身はかなり違うと思っています。それに肩書きも外見もいかにも巨匠?っぽく感じるらしく、いつも誤解を解くのに一苦労します。 有名な芸術家には様々なエピソードが残っていますが、やはりその作風に合わせた解釈をされるのが普通です。 実際は合っている部分もあるかもしれませんが、そうでない可能性もあるわけで、そこが面白いというか、合っていない部分が多いほどそのひとの作品は面白いんじゃないかと思います。

1人がナイス!しています

1

作品は作者の脳内を表出したものであり 作者と一体不可分のものです。 作品の値段が、誰が作者によって大きく変わる、のがその証拠です。

1人がナイス!しています

医学でも同じで名医の「異常なし」という診断書のほうが 研修医の異常なし、よりも格上とされています。   本来、あらゆる病気を知り、その可能性を排除したうえでしか 「異常なし」とは診断できないので 教授以外は使ってはならない言葉とされています。

0

一般的には同一視しないです。

作家の意図がそのまま読まれることはほとんど無いですし、作家の頭の中のことと、それとその人を同一視することも普通は無いです。 何を考えても自由ですが、その考えからどのように行動(表現)するかは現実的に剥離している問題だからです。 また考えて行動した結果がどうなるかもわかりません。今の多くの芸術は事後的に決定される問題ですよね。