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恥ずかしながら着物初心者です。 少しずつ学んでいるつもりですが、これからの「呉服の世界」 どのようになると思いますか? たとえば衰退するとか、リサイクルが増えるとか、個人的な感想や思いを

回答(5件)

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一つだけ言うとすれば、呉服業界も今時の価値観に見合うようなマーケティングが必要かなと感じます。 というのも、今では「いかに手軽に楽しめるか」が、人々に支持されるかどうかが決まる大きな要素になっているからです。 たいていの人は着物そのものを嫌っているというより、着物についてくる大変さ(初期投資、手入れの費用、必要な知識の勉強など)を嫌っている、というほうが正確ではないかと思っています。 逆に言うとそういう大変さを負わずに楽しめるなら、体験してみたいと感じる人も決して少なくないんじゃないでしょうか。 実際、コロナが流行る前の京都はレンタル着物で歩く観光客でにぎわっていましたから。 もちろん、こういうのは「伝統文化を軽視している」とか「ただのコスプレになっている」みたいな批判もあるかとは思います。 ただ、本当に着物という文化を守っていくなら、興味を持った人が着物に接しやすい場所を提供する必要もあるんじゃないかと私は思います。

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「質」という意味では、衰退せざるを得ないと思います。 なぜなら、職人のなり手がいない、道具を作る材料も職人も揃わない、から。 これは着物に限りません。 伝統的なものについて、大きなものは建築物から、小さなものは工芸品まで、日本に限らず世界的な流れなんです。 リサイクルが増えるのも、あと50年、もって100年くらいが限界ですよね。 だって高品質な物がなくなります。 布なんですから寿命というものがあります。 大量生産可能なポリエステルなら、わざわざリサイクル品を買おうとはしないでしょう。 今の40代以下で高額な着物をたくさん持っている人は、ごく少数派でしょう。 ただ、ゼロにはならないでしょうね。 古い物がなくなってしまう一方で、新たなものも少しではありますが生み出されています。 織り方、染め方、着方の工夫、色々なことについて。 また、私は50過ぎですが、むしろ私が若い頃よりも浴衣やお正月の着物をお召の人は増えました。 私が子どもの頃には、おばあさんか、小さな子どもくらい、バブル時期には高い着物こそ売れていましたが、日常に着る人は少数でした。 それで言えば、レンタルが増えようと、安っぽい物が増えようと、「着物」というものに対するハードルは、確実に下がっています。 それなら、そういった形で着物に触れた人のうち、100人に1人くらいはお洒落の1つとして着物、1000人に1人くらいは高額な着物や普段着が着物というパターンになっても、何も不思議はないですよね。 あとは呉服店、呉服業界がどう考えるか、でしょう。 高い物も安い物も一緒くたに売ろうとしたり、安い物が欲しい客に高い物を押しつけるような売り方をすれば、その店、その業界からは、一般客は離れます。 夏前には、スーパーの衣料品売り場や、ファストファッション店に浴衣コーナーができるほどなのに、呉服屋は閑古鳥、この状態をどう認識しているのかと思います。 伝統文化については、「守るべき」と思ったことはありません。 「守りたい」と感じる人がいなくなった文化は、廃れても仕方ないものです。

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呉服業界に従事している者です。 まずは、数字的に最近の動向ですが、呉服の市場は、10年前は3,000億と言われていましたが、ここ数年は2,300億くらいで推移しています。 しかしながら、振袖市場はおよそ110億円前後で推移しており、10年前と比較してもそんなに落ち込んでいないのが現状です。 最近の動向としては、ネット通販の売上がおよそ10%を占めていて、今後も増える傾向があります。なので、老舗のメーカーなどでも、ネット事業を展開するところが増えてきています。 さて、ここからは、私見ですが、儀式やお稽古などでの、着用機会はまだまだ需要としてはありますよ。また、ここぞという時のセレモニーには着用されることもあると思います。例えば、ノーベル賞の授賞式のドレスコードは、その国の民族衣装でと言うことです。 ですが、残念ながら、普段着やお洒落着といった需要は減っていくと考えます。 この現象が起こってきている背景としては、業界が今まで売るばかりで、アフターケアをしてこなかったことが最大の要因と私は考えます。着用機会の提供や、アフターケアの充実を図っていかない限り、今後、業界はさらに縮小するでしょう。ですので、業界全体として、着用機会の創出をしていくことと、向いながらの伝統工芸の技術を現在の必需品への転用を模索していかなければいけないと思います。

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行事用は当分残るんじゃないでしょうか?特に成人式は開催される限りゼロにはならない気がします。 あと、お茶など和のお稽古用も出番はあります。 ただ、気軽なパーティー用(笑)は厳しいですよね。これからはパーティー自体も減るでしょうから。

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難しいご質問ですね。 リサイクル着物店は増えると思いますし、百貨店にある呉服店やそれ以外の呉服屋は負けじと縋り付いてギリギリ生き続けると私は考えますね。 やはり日本に生まれたからには「きもの=和服」とは切っても切れない関係にあるのです。 お宮参り 七五三 成人式 結婚式 葬式 いずれも和服を着用します。 全てに和服を用いなくとも一つぐらいは和服に触れると思います。 生地の種類も昔より多種多様になりました。 洗える絹も現れましたし、絹のような洗える素材も増えました。 日本の伝統文化である和服を守る為には、やはり着続ける事です。 美術館に行く。 喫茶店に行く。 スーパーに買い物に行く。 着物展に行く。 その際に和服を着る事で周りも和服を着ているその人を見ますし、白い目で見る人もいれば中には「いいなぁ」って思う人もいます。その人を引き込むのです(直接じゃなく間接的に)。 私はいずれも達成しました。 もちろんそれ相応の和服を着てですけどね(笑) たとえば、 美術館に行く。(普段感覚の紬・小紋など) 喫茶店に行く。(上記同文) スーパーに買い物に行く。(木綿・化繊など洗えるきもの) 着物展に行く。(お洒落な紬・小紋など) 最初は和服の種類少ないかと思いますが、道を極めて行けばきっとこれから増えて行きはずですよ? 最後に、着物の世界へようこそおいでくださいました! 質問主様にとって楽しい着物ライフでありますように!!