そう言う方便と言ったらそれまでなんですけど・・・・
実際木質系の建築は、時間経過とともに傷みます。
日本の住宅のほとんどは、木質系の建築です。
既にお答えの有るように、傷みは修繕しないと持ちません。
時間経過とともに下がる価値。プラスで起きる修繕の必要性。
それを見ると・・・・20~30年経つと、双方の金額が相殺されて
また、周辺の新築の建物の価格も加味すると・・・・
価値的には0に近くなっていく。と言うのが正確な説明でしょう。
全ての建物の価値が0に成る訳ではありません。
結局の処、世にパワービルダーと言われる新築を安く建てられる
業者が多く居る限り
戸建に関しては、中古の建物の価値判断が安くならざる負えないのです。
新築を安く建てられすぎるのですよ。
某業者なんかは一般的な広さの3LDK程度ですと、800万円で建てられますからね。
買う人からすると、新しい方を好むでしょ?
すると、余計に中古建物の価値が下がるんです。
また、マンションの価値で大きく価値を付けるのは・・・・場所です。
場所の良いマンションは、高く成ります。
そう考えると、結局の処、不動産価値基準は土地(場所)と言う事になりますね。
マンションの場合、場所に対してより利便性を求める傾向が強いですね。
ただ、マンションの求める場所と、戸建の求める場所と言う物は
必ずしも一致しませんので、場所に対する価値判断は別物に成ります。
されに因みにですが、マンションの中古市場でも、マンションの敷地が大きく、敷地権割合が多い物件は、古く成っても値下がりしにくい傾向にあります。
今後建て替えなどが発生した際に、敷地に内に新たに別棟を建てて、販売する事で費用を賄う事の出来る可能性が高く成るからです。
敷地が広く、敷地権割合が大きい中古マンションは実は、土地価値が価格に影響されていたりするんですよ。
不動産は難しいですね。
そう言えばですが、昨今の技術だと、高層マンションも木造で作る事が可能だそうです・・・・・。
そう言うマンションが増えると・・・・マンションでも経年による目減りするマンションが増えるんですかね?
未来のニーズ次第でしょうけど。