ベストアンサー
簡単にいってしまうと ヘーゲルはナポレオンが独裁政権を握るまでは彼のことを世界精神と評するまでに賛美してきたんですけど、丁度ナポレオンがイタリア支配し独裁政治を始めたと同時に幻滅したようです。その時期にあたるからですかね。 又、ヘーゲルはフランス革命時 に理想政治の実現を夢見たといわれてますが、 実際は恐怖政治へと進む革命に期待を裏切られ失望を隠しきれなくなりロベスピエール派の恐怖政治を背信的行為として非難したといわれてます。 革命という理想を掲げた民主主義には容易に独裁へと転落する危険性があることを現実から学び民主主義を支持しながら一方で懐疑的な立場を強めていったと同時にこれまで信奉していた 共和主義を放棄してますね。
1人がナイス!しています
質問者からのお礼コメント
ありがとうございました!
お礼日時:1/12 19:35