ことばとして、というよりは、品物が変化したり廃れたりして使われなくなった言葉が多いですね。
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活動写真───── 大正末期~昭和前期頃までには「映画」と言われるようになった。
人絹(じんけん)── 絹に似せた人工繊維
父兄 今は保護者という
薬板(やくいた)── 写真の銀塩フィルムのこと
受像機 ──────テレビの古い呼び方
ブラウン管 ────平面テレビが当たり前になり、廃れましたね
火の見櫓 ─────火事がないか様子を見るための高いやぐら
計算尺 ──────電卓が普及して使わなくなりましたね。
ミリバール ────これはヘクトパスカルと呼ぶようになりました。
唐人付け木 ────マッチのこと。戦前でも一部の人しか使わなかったらしい。
赤ゲット ─────赤い色の毛布。都見物の田舎者。おのぼりさん。
ハイヤー ─────これは今も使いますが、昔は普通のタクシーもハイヤーと呼んでいました。
青焼き ──────昔のコピー。ゼロックスタイプが普及して廃れました。
ガリ版 ──────これも同様です
岩田帯 ──────妊婦が巻いていました。