ID非公開さん
2022/1/16 22:10
7回答
算数で工夫して計算しなさいって問題がありますが、
算数で工夫して計算しなさいって問題がありますが、 あれって、普通に計算したら減点されるんですか? 工夫するの定義自体が曖昧で、個人の感じ方による部分があると思うのですが。 簡単な解き方が思いつかないから、その解き方を考えるのりもそのまま力技で計算した方が、早いと判断してそのまま計算するっていうのも、ある意味ひとつの工夫になっちゃいませんか?
算数・222閲覧
ベストアンサー
学校というのは修行場のようなもので、そこで扱う題材はなんであれ、その場でその問題を解決することに価値があるわけではなくて、その題材に取り組むことによって自分自身の多面的な実力を向上させることに意義があるわけです。 「工夫して計算しなさい」という単元では様々な「工夫スキル」を開発し、磨き上げて身につけて、状況に応じて使いこなせるように自分を鍛えるわけです。そういう目的ですから、「工夫するの定義自体が曖昧」などと言って自分を鍛えることを怠るような子は、たとえ その前までに身につけた計算方法でその問題の答えをその場で出せたとしても、そこでしっかりと修業して強くなった子と将来社会に出てから対決したときに負けてしまうわけです。減点されるかどうかなんて些末なことに目を奪われて、自分磨きを怠れば、将来は高が知れています。 で、質問に対する答えです。 「普通に計算したら減点されるんですか?」については、小学校の単元テストで「工夫して計算しなさい」という問題に工夫抜きで計算した場合には減点されるという運用になっていると思います。子ども相手なので、減点によって工夫修行に取り組むインセンティブを与えているわけですね。 「工夫するの定義自体が曖昧で、個人の感じ方による部分がある」というのも、たしかにその通りだと思います。 「力技で計算した方が、早いと判断してそのまま計算するっていうのも、ある意味ひとつの工夫になっちゃいませんか?」についても、確かにひとつの工夫と言えると思います。でも、工夫する目的が上記の通り工夫修行にあるわけなので、工夫の仕方を一つ見つけて満足するのでなく、もっと他の工夫をいろいろ身につけてほしいわけです。
質問者からのお礼コメント
数ある回答の中で最も納得のいく回答でした。 工夫する能力を養うためのものだから、そういう運用になっているということで理解しました。
お礼日時:1/22 13:35