厚さが必要だと思います。 電荷は近接面に集中しますので、線状平行導体の容量にオーダーとしては近いものと思われます。厚さ2aとして、単位長あたりの容量が半径aの無限長平行導体と同等とすると C = πε/log(d/a)×ℓ となります。（d：間隔、ℓ：長さ） d=1cm、ℓ=9cm、2a=5mm、水の比誘電率 80 で 約140pF となりました。 しかし、実際は無限長ではなく、なおかつ電荷分布は近接面の厚さほぼ０に集中していますので、これはひとまずの見積もりに過ぎません。 9cm×厚さの面積に電荷が均等分布しているとして計算するのが近似の手始めかと思われます。電場は一様にはならないので、微小面素に分けてクーロンの法則を積分することになるでしょう。