ワインの知識は大きく二つに分けられると思います。 一つは外形的な知識 例えば、ワインのラベルを見たときにどこで誰が何の葡萄品種で作ったもので、この地域のワインはこういう特徴があり…のようにラベルから情報を読みとることができ、加えて関連情報を知っているというようなこと。 もう一つはテイスティング能力 グラスに注がれたワインを見て、嗅いで、味わって、ワインの色や粘性、香りの要素（カシス、白い花、なめし革など）、味の要素、ワインの構造やミネラル感を評価できる知識。 前者はワインの本を読んだりワインを飲むときに少しずつ勉強していけばある程度は身につけることができると思います。他の方が仰るように神の雫とか読むのも一つです。 後者は先天的な味覚や嗅覚の鋭さに加えて、本格的に取り組むのであれば香りや味わいをワインの共通言語で表現していか必要があります。 また、葡萄品種を比較して飲んだり年代別に比較して飲んでみたり地域別に飲んでみたりと経験を積んでいく必要があります。ある程度であれば飲んでいるうちに身に付きます。 おすすめはとにかく飲んだワインを記録して、飲んだ時の感想をメモしておく。また、飲みながらでも翌日でも良いので、どこの誰がどういう畑の何の葡萄を何年に作ったのかを調べていくと少しずつ経験も知識もついてくると思います。