そうとも限らないような気がします。
欧米では、それこそ大統領とか首相のファーストレディーが公式の場で生足ですけど、我が国では、ビジネスから就活、冠婚葬祭と言ったフォーマルな場合からファッション、あと寒い時にソックスと重ね履きする場合も含めて、まだまだストッキングが愛用されてます。生足がオシャレでどこでも生足で良ければ、もう我が国でも着物着る時の足袋位までストッキングは廃れてます。そこの辺り、欧米諸国は、基本的にほぼ室内でも靴を履いたままであるけど、我が国では和室文化で、靴を脱ぐ習慣があり、生足では失礼であり、かつ、生足を綺麗に保つにはムダ毛や肌のシミやアザの手入れが大変だから、ストッキングだと割と手軽に綺麗な脚になれるのはあるかと思います。
今のアラフォー世代が高校生の時がルーズソックス全盛期でストッキングが今より廃れた時期はありましたが、その後の若い世代がストッキングは履きたいもので盛り返したのもありますし、アツギのアスティーグやグンゼのサブリナとか履きたいストッキングを開発したメーカーの努力もありますね。
で、今コロナ禍になり、テレワークが増えたから、通勤しなくなり、ストッキングを履く必要性が無くなったとか、いわゆるファストファッションで楽なファッションが好まれる様になり、コロナ禍でお出かけしなくなったことで、オシャレする必要がなくなり、より楽なファッションが好まれる様になったとか、学生時代にルーズソックス全盛期のアラフォー世代が高校生の親世代になり、今またその高校生にルーズソックスブームが復活しつつあるとも聞きますし、再び今になってストッキング需要が減ってきているのが、実のところかなぁと。
それに加えて、アツギ自身の話ですが、やはりTwitterでのタイツに対する性的表現のツイートでブランドイメージが下がったのも大きいですね。ライバルのグンゼのサブリナやフクスケの満足は新製品出していますし、未だに国産ですからね。
おそらくアフターコロナであったり、流行りは繰り返すから、またファッションでストッキングが盛り返せば、ストッキング需要はまた出てくるかと思いますが、私も毎日ストッキングやタイツ履くのですが、アツギはアスティーグブランドでライバルに比べると高付加価値路線で行っている印象があり、ライバルのグンゼやフクスケに比べると割高な印象がありますが、これで国産から撤退するとなると、悪いスパイラルに陥らないか?心配ですね。
私は、好きでストッキングやタイツを履いてますし、正直このまま廃れても困るんですが。