個人間の譲り渡しということでしょうか?
2通りやり方があります。
基本的には、銃砲店から買うのと同じ手続きになります。
まず元の持ち主が、銃砲店が書くのと同じ書式で譲渡承諾証を書いて、それを提出して所持許可申請をします。
許可が下りたら引き渡しを受けて確認まで済ませたら、所持許可証のコピーを元の持ち主に渡し、元の持ち主はそれを提出して抹消の手続きをすれば完了です。
ただし、譲渡証の記載ミスが多かったり、手続きの間の管理者が曖昧になる事などを嫌って、なるべく銃砲店を間に入れてくれ、とはっきり言ってくる県もあります。
銃砲店を間に入れる場合、代金の受け渡しなどは元の持ち主と新しい持ち主の間で行いますが、銃は一旦銃砲店に預け、書類上は元の持ち主が一度銃砲店に譲渡し、新しい持ち主は銃砲店から買ったものとして所持許可申請を行います。
元の持ち主が買い換えで手放す場合には、個人間譲渡だと手続きがすべて終わるまで新しい銃の申請が出来なかったりする場合もありますし、使えない銃でいつまでもガンロッカーが狭いのも負担ですから、元の持ち主の側の負担を考えると銃砲店に預けてしまう事をお勧めします。
この場合、銃砲店に手数料を払う必要がありますが、手数料の額は銃砲店ごとに違うと思うので、あらかじめ確認してください。
過去に私も2度こういう手続きをしていますが、どちらも手数料は1万+税でした。片方の例ではそれにくわえて1ヶ月分の保管料が掛かりましたが、まぁ、その程度の経費で、譲り渡す側の負担が軽くなるのであれば安いと思います。