本焼きはなぜ切れる? 包丁は本焼きと霞とに分かれますが、本焼きの包丁は良く切れると聞きます。
本焼きはなぜ切れる? 包丁は本焼きと霞とに分かれますが、本焼きの包丁は良く切れると聞きます。 全鋼で出来ているとの理解ですが結局は切っている部分はどちらも鋼だとは思うのですが、、、同じ形状、同じ角度でできている霞の包丁と比較しても違う物なのでしょうか? 切れる→何故?の部分の解説をお願いします。 鉋や鑿に小刀を日々研いでいますがこれらは殆どが軟鉄と鋼の合わせです。 なぜ包丁には全鋼の物があるのか興味をもちました。 「冶金」か「炭化物」のどちらかの単語を絡めての回答をお願いします。 詳しい方が寄ってきそうというだなというイメージからですので全然関係無かったらすいません笑。
ベストアンサー
火作りの時に、鍛接の工程を挟むか挟まないかの違いだと思います。 じゃあ何故鍛接をすると切れ味が落ちるのかですが、 鍛接の際鋼の温度を950度ほどにします そこで鋼が傷んでしまうからと言われています 低温で鍛接をすると、アイケと呼ばれる鍛接不良を起こしやすくなってしまいます 温度を上げると、脱炭と呼ばれる炭素が抜け、鋼が脆くなる性質があります 金属組織的な事は勉強不足で分かりません… 天然砥石が切れる理由に良く、マルテンサイト組織に包まれているセメンタイトと呼ばれる組織が天然砥石では削れないからだと言うのがありますね… セメンタイトとは鉄炭化物と呼ばれる物で、やっぱり脱炭すると、変態しにくくなるのでは?と思います… 結構無理矢理な炭化物の使い方ですが…どうでしょう…
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