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ID非公開さん
2022/1/22 21:59
練習中でも演奏会でも切れることがあり、もしも切れた弦が飛んで、演奏者や周りの誰かに直撃したら怪我をするのではと不安になるかと思います。 でも中音から高音の弦は一つの音に3本の弦が張られていますが、その内2本は1往復、残りの1本は隣の音の1本と往復というように張ってあるので、切れても片方の弦がチューニングピンに巻かれた状態なので、その場に留まります。決して演奏者側には出て来ません。順番に往復させて張っていって、1本だけ片道で張られているのもありますが、張られている弦の途中、駒のところでピンによって折り曲げられているのも抵抗になって、それと奥側の引っ掛けてあるところもあり、ピアノの本体内に留まります。やはり演奏者側には向かって来ません。メーカーによっては、全部の弦を往復させずに張っているのもありますが、それも同様です。問題になりそうなのは、低音側の1本ずつ張られている巻線です。切れると蛇のように演奏者と反対側に飛び出すこともありますが、それも幾つかの弦が張られている途中の屈曲部分が、勢いを弱めているようです。出来れば、低音弦の延長上の近くには立たない方が安全かもしれませんね。
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