大河ドラマ、鎌倉殿の13人、毎回楽しみに見ていますが、ここで一つ疑問が。
大河ドラマ、鎌倉殿の13人、毎回楽しみに見ていますが、ここで一つ疑問が。 世の中を平家が支配する中、最終的に北条氏が頼朝と共に立ち上がったのは、頼朝を擁してしまっている以上、危機感で追い詰められて、ということで説明できるとは思います。 ですが、そもそも、その前に頼朝をわざわざ身内に入れてしまったのは何故なんでしょうか?あれほど小さな豪族にしては、随分と大胆なことをしますね。 ドラマでは、行きがかりプラス、宗時が反平家に夢中になっていたから、という書き方ですが、本当に?とか思ってしまいます。
ベストアンサー
地方の武士が都育ちの貴顕と呼ばれる貴族を娘婿に取ることは普通に行われていました。たとえ流人であっても、当時の平家からみれば、頼朝は危険分子とみられおらず、北条氏からすれば危険とは考えられず、むしろ箔を付けられるものです。例えば、平家一族であるにもかかわらず上総に流された平時家を上総の豪族の上総介広常が娘婿にしています。 なお、伊東祐親の娘八重と結ばれて男子を設け、これをした祐親が平家を恐れて男子を殺したとする『曽我物語』の話は貴顕の困難譚とすべき説話で、多くの研究者もこれを肯定しているようですが、上記のことから祐親に男子を殺す必然性がありません。
なるほど!あまりにも平氏の世の中が固まっていて、中央から離れた最果ての地の小豪族にとっては、頼朝と言えども、政治的な危険性は特に感じられなかった、ということですかね?
質問者からのお礼コメント
自分がサラリーマンから起業した経験から、既に出来上がった組織、常識を打ち破る決意というのは、時政がどんなに実力者であったとしても、そんな簡単ではなかったという思いは消せません。 ですので、「成り行き上挙兵した」説で非常に説得力のあるこちらの回答をベストアンサーに選ばせていただきます。 とは言え800年以上前のこと。どの説も、なるほど、と楽しませていただきました。皆さんありがとうございました。
お礼日時:1/25 10:49