ベストアンサー
親鸞聖人は「念仏を称える心に大きく分けて3通りある」と教えられています。 1つには 「万行随一の念仏」 念仏は沢山ある善と並べて尊いことだから 称えればよいだろうと思って称える念仏をいいます。 2つには「万行超過の念仏」 南無阿弥陀仏にはとてつもない働きがおさまっており、 諸善とはケタ違いの功徳があると信じて一心に称える 念仏をいうのです。 これらの「万行随一の念」と「万行超過の念仏」は称えた功徳に よって助かろうとしているので「自力の念仏」といわれています。 このような念仏では助からないと蓮如上人は御文に何か所も教えられています。 3つには「自然法爾の念仏」 阿弥陀様に助けてもらおうと思って称える自力の念仏とは全然違って 、弥陀の本願を信ずる一念に救われた、ご恩報謝のお礼の心で、 称える念仏をいいます。 称え心を大別すると以上のようになります。 、また善根を亡者にさしむけて、その亡者を助けるのを「自力廻向」 といいますがそれは親鸞聖人は徹底して破られています。
質問者からのお礼コメント
皆様ありがとうございました 勉強になりました
お礼日時:5/17 14:52