どなたかお詳しい方があれば教えてください。
どなたかお詳しい方があれば教えてください。 いささかならず浮世離れした話ではありますが、偽の情報や誇張を含む変更的な情報を提供することで特定の対象の思考を誘導し、結果的に何らかの犯罪、例えば第三者に対する暴行傷害を誘発せしめた場合、そのような誘導を行ったものは教唆したことになるのでしょうか? フィクション、ミステリじみてしまいますが、そのような企図のもとに思考誘導を行ったとしても因果関係を立証することは困難であるなら、結果的に暴行を受けた側が死亡しても、法的に罪に問われるのは直接的に加害した当事者だけ、という理解で良いでしょうか?
最初にお断りしておきますが、以下は完全なフィクションであり僕の妄想です。 資産家のA氏は不幸にして近しい親族の多くを失い、数少ない肉親の二人の孫を引き取り後継者として育てています。 二人の性格を踏まえて、年嵩のBには厳しく接し、時に叱責し時には心を鬼にして無関心を装い、強く育つように、年下のCは褒められて伸びるタイプだと判断し、ことあるごとに褒め上げて育てます。 が、結果としてこの方針は失敗でした。 二人の気性を読み違えたのか、Cは増長してBに対し不遜な態度を取りがちで 元来プライドが高く激情的な面のあったBはある時そんなCに鬱積した不満を爆発させ 結果的に不幸な事故が起こってしまい、弟は不帰の人となりました。 A氏は酷く悲しみ激しく後悔しました…… ……と、ここまでが表向きの話。 実はA氏にはDという庶子があり、自分の財産をDに相続させるべく、BとCふたりの性格や思考の傾向を子細に把握し、BがCに対し殺意を抱くよう計画的に状況をコントロールしていたのでした…… ……まあさして出来の良いミステリではないですが この場合A氏には教唆が適応できるでしょうか。
ベストアンサー
アガサ・クリスティの「カーテン」という作品がそういう犯罪者を取り上げています。法で裁く事はできないというのがポワロの判断です。
質問者からのお礼コメント
皆様、他愛もない思い付きの話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
お礼日時:5/16 15:40