カトラリーの常識は、銀色です。お皿が金縁かどうかは関係がありません。 カトラリーを銀で作ったのは、銀は昔よく暗殺に用いられたヒ素にすぐ反応して黒くなるので、ヨーロッパの宮廷などで王族がヒ素によって暗殺されるを防ぐためだったということですが、ヒ素で暗殺、などという時代は終わっても、元々暗殺されるような立場にない人たちにとっても、たとえカトラリーが本当の銀器ではないとしても、色は銀色系が標準です。 金色は、小さなところに部分的に使うことはあるかもしれませんが、食卓に並ぶカトラリーが全編金色、ということは、滅多に無いと思いますよ。ものすごく成金趣味になりますし。金の模様のある食器と合わせるときにも、ナイフやフォークは銀色系を使うのが普通です。