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2022/5/14 3:23

99回答

源氏物語を出来るだけ詳しく読みたいのですがどの書籍がおすすめでしょうか。

文学、古典 | 小説402閲覧

回答(9件)

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忠実にということですと円地文子(現代語訳)を断然おすすめしたいです。 ただ源氏物語の下地(時代背景や身分制度の詳細など)をあまりご存知ないのであれば、やはり漫画「あさきゆめみし」(大和和紀)は悪くないと思います。 まず読み進めるにあたって、面白さは充分にありますし、もちろん五十四条の全ての主なエピソードは網羅していますし、描き方として、そこまで違約しているとは私は思いません。 また何と言っても、源氏物語を読むにあたっては、時代装束の姿形、慣習、重ねの色目、また調度品や、やり取りとする手紙などの小物のしつらえなどでその人物像や価値観を表現していることが大変多いので、漫画だと目で見て、即そのイメージを理解することが出来ます。(このあたりも作者は良く調べており、ある程度忠実に描かれていると思います) 文字だけですと、これらを理解するの為には調べることも必要ですので文章を読む以上に時間もかかると思います。 初めてなら、こちらを読んでから円地文子や与謝野晶子ですとより深く読み込むことができるかと思います。

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江戸文学を専門とするため、平安朝文学は専門外で、偉そうには言えないが、博士論文執筆中に参照したものの中では、玉上琢也氏『源氏物語評釈』(角川書店)が白眉。源氏物語を読む上で、その詳しさといい、その正確さといい、これほど素晴らしい本はないと確信する。

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与謝野晶子です。「あさきゆめみし」は読んだことないですが、変えすぎだと聞いてます。 資料として、登場人物相関図とか、登場人物紹介のサイトを見ながら読むことをおすすめします。

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現物を読んでみて、好みに合うものを探したらどうでしょうか。 図書館には現代訳が揃ってますから、パラパラとめくって読んでみて、ご自分が読みやすいものを探してください。 最近の作家物は、現代語訳ではなく改作が多いですね。 改作は翻案とも言います。あらすじは原作と同じですが、作り変えています。田辺聖子などがそうです。 同じ作家でも、谷崎潤一郎や与謝野晶子、円地文子などの『源氏物語』は現代語訳です。 名作ゆえ、いろいろなアレンジというか妄想を加えて「自分の源氏ものがたり」を描きたくなるのです。面白いかもしれませんが、最初は紫式部が書いたものに忠実な現代語訳をおすすめします。 上記三つのうちで言えば、谷崎は原作の文の雰囲気に忠実で綺麗ですが、抑揚がなく、フラットで、読み進みにくいと感じるかもしれません。 円地文子のも悪くないですが、与謝野晶子のは、明快で歯切れよく言葉が現代的で心に残ります。私のおすすめはこちらです。 「あさきゆめみし」はとても人気のある漫画のようですね。源氏物語を勉強したい人に対してよく勧められていますが、源氏物語の翻案です。 フランス革命を深く勉強したい人に、最初に「ベルサイユのばら」を読むようにアドバイスするのと同じだと感じます。