デフレという問題認識でアベノミクスを始めたことが、間違っていたんですか?本当は大したデフレではなかったんですか?
デフレという問題認識でアベノミクスを始めたことが、間違っていたんですか?本当は大したデフレではなかったんですか?
経済、景気 | 会社情報、業界市場リサーチ・71閲覧・25
ベストアンサー
どちらかというと、「政府(日銀)がインフレ誘導できる」、 という前提が間違っていたのだと思います。 目標の「インフレ2%」を、少なくとも短期では達成できなかったので。 日銀が「マネタリーベース」をいくら増やしても、 市場の「マネーストック(マネーサプライ)」は増えませんでした。 いわゆる「ブタ積み」状態になりました。これについて、 「馬を水辺に連れて行っても、水を飲ませることはできない」、 ということも言われました。つまり、民間の需要がないとダメだと。 一方で、長期的には、インフレになる機会もあるだろう、 現に今、インフレ2%達成できそうではないか、という意見もあります。 ただ、黒田日銀の「異次元緩和」または「量的質的緩和」による、 「日銀の債務超過」のリスクなどに見合うものか、という疑問は残ります。
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デフレ→インフレ型のインフレターゲットは、世界でもほぼ?前例がなかったわけですもんね? しかしリーマンショック後はどこの先進国も、大なり小なり似たような金融緩和をやってたんじゃないでしょうか?大なり小なりどころか、他国の方がはるかに大規模な金融緩和をやってるとも言われていました。だから一般世論的にも、日銀はもっとどうにかしろ!という意見は多かったはずなんです。だから別に、官邸がアサッテの方向を向いた政策に異常に固執しすぎたワケでも何でもない、むしろ当時としては時流に乗った政策だったと思うんですがね…
質問者からのお礼コメント
大変詳しく教えていただき、ありがとうございます!みなさん、ありがとうございました!
お礼日時:5/20 19:42