ID非公開さん
2022/5/14 14:54
2回答
古代中国史の会話について質問です。加来耕三氏の著書だったと思いますが、
古代中国史の会話について質問です。加来耕三氏の著書だったと思いますが、 「中国は漢字を使うが発音は地域によって違うので他の地域の人たちの間では話が通じない。例えば始皇帝と荊軻(秦の昭王と趙王だったかも)ではいかにも二人が重大な内容の会話したように歴史書は書いてあるが通訳を介していたのではないか。劉備と孔明の三顧の礼の時や劉備の臨終の時も筆談だったのではないか。」 という感じで書かれてました。 今の中国でも北京語とか広東語とか、どれだけ違うのかはわかりませんが、地方によってあるみたいだし、北陸地方出身の僕の母が、宮崎出身の父側の祖母と初めて会った時、何を言ってるのかわからなかったそうなので、あれだけ広い中国ならそうなのかな、と思いますが。 秦の時代の前後ならいろいろ統一されていないからともかく、400年後の三国志の登場人物たちはどのように会話をしていたのでしょうか。
ベストアンサー
現代の中国には、地方語のほかに普通語という共通語があって、 それで話せばだいたい全国どこででも通じます。 同じように、明や清の時代には、官話という共通語があり、 古く周の時代ごろには雅言という各地域共通の教養語がありました。 読書階級は、どの時代でも、お互い話し合うことができたのです。 そうでなければ、中国という、文化的一体感は 生まれえなかったと思います。
質問者からのお礼コメント
詳しいご回答をありがとうございました!
お礼日時:5/21 1:43