旧型アウトランダーPHEV乗りです。トヨタ部品系列の部品メーカーの役員をしているので、本当はレクサスくらいに乗っていないといけないのかも知れませんがレクサスの初代の開発に関わったものとして、悲しいが今のレクサスなら内装は落ちるがハリアーやRAV4で十分です。
現行のRAV4は弟がハリアーに乗っていたので乗り較べました(同じシャシ)ので正確では無いですが、ハンドリングはトヨタの味付け(当然)ですのでちょっとダルです。乗り心地は良い。おそらく同じセッティングのはず。
三菱(マツダ スバル含む)のようなニッチメーカーとトヨタの違いは資金力です。したがって日本のユーザーが好むフワフワなセッティングをする余裕が無い。
基本的に主な販売地域に合わせて開発して国内はその右ハンドル仕様にするのが精一杯なのでトヨタ車が好きな人には外国車に乗っているようで乗り心地が堅いなど不満が出ることが多い。走安性重視なら嬉しいでしょう。
ドイツ車のような走安性重視なら三菱、乗り心地重視ならトヨタと多くくりができそうです。誤解の無いように申しますがトヨタは日本人の好きそうなセッティングにしているだけです。
トヨタの80点主義は、80点しか取れないのでは無くて、80点しか取れないユーザーでものれるようにしている。つまり、限界付近でブレークしたときに危険だからそうなる前に車が着いてこれないようにするって事です。
ミッドシップスポーツを計画していたときに、スピンに陥りやすいからとリアにトーインを付けるのがトヨタ。これじゃあスポーツカーじゃないとシャシ設計と話していたら、スピンに陥るような運転はしてはいけないから直進重視でと言っていました。この辺りは三菱やスバルとは考え方が違うようです。
最新型同士では、ほぼ同価格帯ですが、新型は試乗しかしていませんが、失礼ながらRAV4は三菱と比較するならエクリプスクロスPHEVでしょう。
新型は、比較する車が無くなってしまったと思います。
電気自動車の本格的なSUVに乗りたいが出先での充電が面倒ならPHEV。
ガソリン車SUVが好きで乗り心地重視で、自宅充電ができるから電気で燃費を節約したい人はPHVを選べば良いと思います。
ただ、新型PHEVに興味があるのですが、欲しい装備を全てチョイスすると600万を超えてくるが、その仕様が一番新型アウトランダーPHEVならではの装備です。アニリンレザーシートだけでも素晴らしい。HUDと日産から支給されているプロパイロット1.5も出来は良いでしょう。RAV4PHVより100万以上高額になってしまったのでその点が厳しいと思います。
当方は戸建てで太陽光発電システムとV2Hを設置しているので、リーフとPHEVを持っていますが、来年までBEVかPHEVを所有しているとV2Hが半額補助が出ますので、2台申し込みました。
将来的にV2Hで自宅の無停電ハウスを計画されていて今新車を購入するならその点も考慮すると良いかも知れません。