地震の揺れと建物の固有振動が共振すると、大きな揺れとなって建物に大きな荷重がかかって部材が破壊されます。
通常の鉄筋コンクリート製のビルや木材住宅が壊れやすい地震動は、短周期地震動で周期1秒〜2秒の揺れになり、その揺れをキラーパルスと言います。
それ以外の周期の揺れで有れば大きな損傷を受けることはないかと思います。
キラーパルスが発生しても建物の形状や構造形式、階数によっても部材にかかる荷重が違ってくるので、安全だとか、壊れるとかはケースバイケースになります。
また、新耐震で設計されているから壊れないとか、旧耐震で設計されているから絶対倒壊するとかの判断も難しいですね。