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夏目漱石「こころ」はどういうところが日本文学史に輝く傑作と言われているのですか? 読んで涙まで流しましたがよくわかりませんでした。

文学、古典 | 小説473閲覧

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回答(2件)

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作品そのものの質もそれなりに高いのですが、先生が遺書に「明治という時代に殉じて死ぬ」的なことを書いたため、一時代を画する傑作という評価が徐々に生まれたのではないかと思います。

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私は傑作だと思います。また日本文学史に「こころ」が現れたことは静かなきらめきだと(静かに輝いている)思います。 客観的に見ても、数百万部のロングセラー、教科書に今も採られ続けている、「知恵袋」の文学カテでも非常に質問が多い、関心が高い。 それは宿題だから当然質問に挙がると単純に考えられません。 どうでもいい作品なら、投稿も回答も現れないと思います。 どこか無視できない、心に引っかかる・・おそらく「先生の遺書」の解釈をめぐって、困難な糸を解きほぐしたいと感じる人が多いせいだと思います。 「こころ」には忘れられない名文が多いし、先生と「私」の友情、先生が遺書で手を合わせながらKの前に頭をたれたこと、お嬢さんへの愛と、策略で勝ち得た愛ゆえにぎこちなくしか愛せない葛藤、殉死に願いをたくすまでの試練など、扱うテーマは他の漱石文学から大きく一歩先んじていると思えます。 巻頭の「私はその人を常に先生と呼んでいた」は忘れがたい一文です。 今回の回答はネットの検索記事などに依らず、ただ私の感じていることを書きました。ご承知おきください。

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