遺産に係る基礎控除額について 【ゼロからスタート岩田美貴のFP3級問題集2022-2023年度版】 P224 No.18 [問題] 被相続人に、配偶者と実子3人がおり、実子のうち1人が相続の放棄をした場合、相続税の計算における遺産に係る基礎控除額は( )である。 [選択肢] ①4,200万円 ②4,800万円 ③5,400万円 [解説] 正解② 遺産に係る基礎控除額は、「3,000万円+600万円×法廷相続人の数」で計算しますが、相続の放棄をした場合、初めから相続人でなかったとみなされ、法定相続人の数に含めません。本問では、実子のうち1人が相続の放棄をしたため、法定相続人の数は配偶者と実子2名の3名となり、遺産に係る基礎控除額は4,800万円となります。 [疑問点] 相続の放棄をした場合でも、法定相続人の数に入れて計算するのでは? 3,000万円+600万円×4人=5,400万円 になりませんでしょうか。 何か勘違いしてますでしょうか。
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