外部モニターの説明書を読んでください。
もし、その外部モニターにWindows用のソフトから
明るさを調整する機能があるという記載があれば
その機能が、Linuxで使えるかどうか?という話になります。
しかし、ほとんどの外部モニターにはそんな機能がありません。
説明書には、モニター自体に触れて設定する方法しか書かれていません。
ですから、Xubuntuに限らずLinuxに限らず
macOSやWindowsでもOS側から明るさを調整することはできません。
擬似的に、表示内容の色を改ざんすることで
暗くなったかのように見せかける技術はあるみたいですが
一般的ではありませんし、それがLinux系OSで可能かは…興味無しです。
ノートパソコンではモニターがパソコンの一部ですから
OSから操作できるように設計されたものもありますし
最低限ホットキーで調整できるようになっていたりします。
これはノートパソコンのモニタ部分に
専用の調整方法を設けることがコスト上の問題になるためです。
初期のノートパソコンにはスライダーやダイヤルがあったんですが
もうずいぶん前にそういうのを廃止して、ホットキー式になりました。
ホットキーでの操作は、数十台のノートパソコンで
Xubuntuなどでも輝度調整ができることを確認しています。
ホットキーの一部は使えない場合もよくありますが
輝度調整とボリューム調整は、たぶん全部使えるっぽいと思っています。
ただ、そういう機能自体が機械に無いことには
OSでどうにかできるものではありませんし
普通に、モニターとパソコンの間には輝度調整信号がありません。
ノートPCでなくても、ホットキーが印刷されているキーボードや
109キー以外に、オプショナルなキーやダイヤルを備えたものがありますが
そういったオプションも、Linux系OSでは使えない場合があります。
Windowsはパソコン市場に君臨することで
ハードウェアメーカーにデバイスドライバーを朝貢させるがごとく
上位の立場を強くアピールし続けてきました。
MicrosoftのWindowsチームは、たった一つのパソコンに対してすら
OSをパソコンに対応させようとしません。
Windows 8搭載のSurfaceにWindows 10をクリーンインストールすると
デバイスドライバーが起きるくらいに、Windowsチームは傲慢です。
対して、Linux系OSのために開発コストを負担する企業は限られ
部品メーカーとLinux開発者など、そして一部の有志協力者が
できるだけ多くのパソコンに対応させようと努力して来ました。
しかし、傀儡企業が多いPCメーカーの独自機能については
予算や人員、そして情報の不足で対応できない場合があります。
ただしホットキーの機能の一部は
キーカスタマイズで自分で登録すれば済む場合があります。
たとえばIBM,LenovoのTrackPointによる前後左右のスクロールも
昔は設定方法が紹介されていたりしましたが
Ubuntu系では、けっこう前から自動認識で使えています。
しかしDebian GNU/Linuxでは自動認識で動くものの
スクロール操作だけは自分でカスタマイズする必要があるようです。
Lenovoからの情報提供があるのか、あるいはLenovoが
開発に強力しているのか、まったく関わっていないのかわかりませんが
TrackPoint Keyboardには
ThinkPad同様のホットキーが印刷されていて、そのうち
ボリューム操作,ミュート操作だけはKubuntu 20.04LTSで普通に使え
しかし輝度調整はまったく反応なし…ただし、内部的には登録済
対応すべきハードウェアが無いから、反応が可視されないだけのようです。
単にThinkPadと同じ仕様になっているだけで
TrackPoint Keyboard特有のコードや設定というものは無いのかも…