ネーデルラントはもともとフランスの諸侯のブルゴーニュ公の領地でした。 ブルゴーニュ公国は半独立状態になるほど力を持っていて領土を広げてネーデルラントを領地としていました。 ブルゴーニュ公国 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5%E5%85%AC%E5%9B%BD ブルゴーニュ公国最後の公爵がシャルル突進公です。このシャルル突進公がフランスとの戦いの中で、フランスに雇われたスイス傭兵やロレーヌ公との戦いの中で、突進して戦死してしまいます。 シャルル (ブルゴーニュ公) https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AB_(%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5%E5%85%AC) シャルルの子供に男子はおらず、娘のマリーが保護を求めて神聖ローマ帝国のマクシミリアンと結婚したことで、ネーデルラントは神聖ローマ帝国に継承されます。 なお、ブルゴーニュの領地はフランス王国に接収されます。 その後マクシミリアンとマリーの孫でネーデルラント育ちのカール５世が婚姻政策によりスペイン王と神聖ローマ皇帝を兼ね、神聖ローマ帝国のハプスブルク家の勢力が拡大します。 カール５世のあとは、スペインハプスブルク家とオーストリアハプスブルク家に分かれて継承されていきますが、 ネーデルラントはそのうちスペインハプスブルク家の領地となります。