『剽軽』を皆さんは読めますでしょうか?
『剽軽』を皆さんは読めますでしょうか? 答えはヒョウキンらしいのですが、票はヒョウで予想できますが、なぜ軽がキンなのでしょうか? 当て字と言われればそうなのかもしれませんが、これって実はキンが中国の発音からきているとか、何か法則がないのでしょうか? 私が知りたいのは、この例のように、学校で習ったのはケイだけど、難読漢字の問題などで、ケイではないと言われた時に、もしかしてキン? と予想できる人はいるのかです。 keiという発音は日本語的な発音で、中国語にしてみればkinとか、kimとか、何か法則があって、ケイではないとしたらキンと予想する法則がないかという意味です。 中国の発音ではないとしたら、どんな法則があるのでしょうか? もしキンが予想できたなら、もしかしてヒョウキンとわかるからです。 法則があるとしたらそれはどこで勉強したら良いでしょうか? 漢字に詳しい方宜しくお願いします。
ベストアンサー
「軽(輕)」は、漢音で「ケイ」・中国語の現代音では「qing」の発音、 カタカナで言うと「チン」に近い音です。 似ているのが「京」で、漢音「ケイ」・中国語現代音「jing」、 こちらも「チン」で、「q」と「j」の違いは、 「q」は有気音(子音の発音から母音の発音までに「溜め」がある)、 「j」は無気音(「溜め」がない)という点です。 「京」には「ペキン」「ナンキン」のように 「キン」という唐音もあります。 であれば、「軽」に「キン」の音があっても不思議はありません。 このほか、やはり漢音が「ケイ」で中国語現代音が「jing」の「経」にも、 漢音「ケイ」・中国語現代音「qing」の「慶」にも、 「キン」の唐音があります。 漢音が「ケイ」で、中国語現代音が「jing/qing」の場合、 高確率で唐音もしくは慣用音の「キン」を持つと 言えると思います。
なるほどです! qなんかは溜めがあるのですから、kにも近いですよね。qingはkingと考えたらキンですもんね・・・ってちょっと違いますか? 中国語を喋れない日本人が時々ふざけて中国人を真似するとき、『○○○ン ○○○○○ン ○○○○ン・・・」のように「ン」で単語を終わらせると、なぜか中国人っぽく聞こえるのは「ン」で終わる言葉が多いからですかね? jingの発音がよくわかりませんがケイがキンになるのは中国語からきていることが分かっただけでもスッキリしました。 ありがとうございます。
質問者からのお礼コメント
大変参考になりました。 中国語面白いですね。
お礼日時:6/17 15:57