先日、TRPGでバッドエンドを踏んでしまいました。
先日、TRPGでバッドエンドを踏んでしまいました。 (ちなみにロストです。 ) またバッドエンドを引いて「ちくしょう!」ってならないようにするために、 TRPGをプレイさせてもらうにおいて、良いルートに行くためのコツはありますか?
シミュレーションゲーム | ロールプレイングゲーム・77閲覧・25
ベストアンサー
システムにもよりますが、基本的にTRPGというものは「勝つ」「ハッピーエンドに行く」ということを目的としたゲームではなく、「面白い物語を演出する」というのをゴールにしているゲームです。 特に最近流行りのホラー系システムなんかは、「バッドエンドも含めて楽しむ」という傾向が強いといえるでしょう。 ですので、そもそもTRPG自体にそういう攻略法みたいなのは想定されていないんだと思います。 強いて言えば、戦闘システムにステータスがカンストしたキャラを持ち込むなどすれば良い結果に進めるかとは思いますが、それは所謂和マンチというやつになってしまいます。 和マンチに限らず、TRPGにおいて自分のPCが良い思いをする結末しか好まない人は迷惑プレイヤー扱いを受けやすいですし、質問者様の「バッドエンドに進みたくない」という気持ちはTRPGというゲームそのものとあまり相性が良くないように思います。 それを踏まえたうえで、質問者様が今後TRPGで悔しい思いをするのを避ける方法を考えるとなると、まずは質問者様が何故バッドエンドに行きたくないのかをはっきりさせる必要があるかと。 単に「バッドエンドの物語が苦手」というのなら、バッドエンドが想定されていないシステムを遊ぶのが一番でしょう。 そもそも、キャラクターロストやバッドエンドという概念が存在するシステムは、それらの要素を楽しめる人向けのものなのです。 それが自分に合わないと感じるのなら、自分に合うもので遊ぶまでです。 しかし、バッドエンドそのものが苦手なわけではなく「やりたいことができなかった」「面白い物語にならなかった」という気持ちが強いのなら、それは同卓者との対話不足が原因かもしれません。 前述の通り、TRPGは面白い物語を演出するゲームです。 PLとGMは互いが面白いと思うような結末へとレールを敷くべきであり、誰かひとりでも展開に苦痛を感じてしまっているのならそれは理想的な状態ではありません。 例えば、複数PLの中に必死にハッピーエンドを目指している人と「このままだとバッドエンドに行くけど、それがキャラクターの選択だから……」と思ってバッドエンドの流れに身を任せている人がいると、セッション終了後に誰かがモヤモヤした思いを抱えることになってしまいます。 自分が何を面白いと感じて、何を苦手とするか、今何を考えてセッションに臨んでいるか、そういったことを同卓者としっかり話し合ったり、価値観が合わない人とは同卓するのを避けたりすることで、活路が見出だせるかもしれません。 上記のどちらでもなく、バッドエンドが苦手だけどバッドエンドの想定ありのシステムを遊びたいという場合は、少々強引な手になってしまいますが、もう最初からハッピーエンドに行くことが確定した卓をやるという選択肢もあります。 TRPGは自由なゲームですので、GMと同卓PLが全員許可すれば遊び方は無限大です。 「もしバッドエンドに行きそうになったらGMが助けてくれる」という前提で遊ぶようにしたら、バッドエンドに行くことはなくなります。 また、私が実際に見たケースだと、バッドエンドが苦手だけどどうしても特定のCoCシナリオがやりたくてセッションに参加したPLさんが運悪くロストエンドに行ってしまい、その後同卓メンバーと話し合って「探索者の記憶はそのままでシナリオ冒頭まで時が巻き戻り、今度は悲しい結末を辿らないように頑張る」というループもの的なセッションをすることでPLさんの心を救う、というプレイングがありました。 もちろん邪道な遊び方ではあるのですが、同卓メンバーが全員良しとしているのなら誰に咎められることもありません。 私が思いついた解決策はこれくらいですかね。 TRPGにおいて、「辿り着いた結末に納得できない」というのはセッションそのものの不成立であり、同卓者の体験をも否定するような最悪の状況です。 質問者様自身も、TRPGを最大限に楽しめているとはいえないでしょう。 一度、自分の遊んでいるシステムやプレイスタイル、同卓者を見直してみることをおすすめします。
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