ID非公開さん
2022/6/22 23:02
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大昔から錬金術や占星術で水星と結び付けられており英語での名称も同一である水銀は岩石中にそれが単体で存在しうるほど化学的に不活性でありゆえにそれを水星と結び付けるのは全く不適切であり水星と結び付ける対象
大昔から錬金術や占星術で水星と結び付けられており英語での名称も同一である水銀は岩石中にそれが単体で存在しうるほど化学的に不活性でありゆえにそれを水星と結び付けるのは全く不適切であり水星と結び付ける対象 としてはアルカリ金属の方がはるかに適切だと私は思いますがやはり皆さんもそう思いますか?
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ベストアンサー
勿論私もそう思います。 多くの天文学者にとって水星を見ようとすることは一種の冒険、挑戦であり化学者が単離の難しい元素の単体を得ようとすることに相当する行為といえます。 さらに言えばアルカリ金属のごとく化学的に非常に活性な元素の単離を試みることは火災、ガス中毒などの危険と隣り合わせでありこのことも一歩間違えれば太陽に望遠鏡を向けその観測者を失明の危険にさらす水星の観望、観測に似ているといえます。 ただし上記のとおり天文学者にとってのアルカリ金属にあたるポジションの元素は単離の難しい元素なら何でも良く何もアルカリ金属だけが該当する訳ではありません。 それどころかこのことは原子物理学を学んだ者なら間違いなく全員が知っていることですが弗素の単離の難しさはその陰イオンへのなりやすさ、ひいては弗素原子中の電子が強く原子核に引っぱられていることに起因しているためであり、このことは太陽系の全惑星中水星が最も太陽に近くしたがって断突で強く太陽に引っぱられていることに相当し、ゆえにアルカリ金属よりも弗素の方がはるかに天文学者にとっての水星に似たポジションにありしたがって水星と結び付ける対象としては弗素の方がはるかに適切といえます。
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